iPhoneのホーム画面を週に一度キャプチャし続けた結果、見えてきたこと

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日々少しずつ変わっていくものは、時間がたつと大きく変わっていることになります。どんなことも急には変わりません。日々の小さな変化の積み重ねです。

というわけで、週に一度、iPhoneのホーム画面をキャプチャして、Evernoteにクリップしています。

アプリアイコンの配置は、その時々の置かれている状況や熱中していることが色濃く反映されますから、ある時点のホーム画面を目にすることで「その時の自分」が蘇ってきます。

また、どの位置に何のアプリがあると便利なのかは常に模索し続けているので、これを考えるうえで過去の自分の配置は参考になるはずです。

この3年間のホーム画面の推移を淡々とふり返る

以下、2013年2月3日から2016年2月22日(今日)までの、おもだったホーム画面をふり返ってみます。

2013年2月3日(iPhone 5)

CalenGooとWeek Calというカレンダーアプリを2つ置いている贅沢仕様です(Week Calはその年の何週目かをバッジで把握するためだけにここに置いていたようです)。

tenki.jpのバッジは降水確率ですが、アイコンが常に「晴れ」なので数字が大きくなっても雨感が薄かったのが仕方がないとはいえ残念でした。

OneCamのアイコンが今とは全然違うものでレアな感じ。

第2画面は「ランニングモード」であり、走っているとき、あるいは外出先で使うアプリはすべて第2画面に集められています。




2013年2月6日(iPhone 5)

このころ、「ホーム画面で年月日がわかるようにする」というムーブメントが盛り上がっていて、とりあえず月日だけを置いてみていました。



2013年6月3日(iPhone 5)

以下は実際のEvernoteの画面ですが、このように配置変更の概要を記録しておくと、「どうしてこうなった?」を辿れて便利です。



2013年6月17日(iPhone 5)

月日アイコンはフォルダに格納しても、小さいながらも一応視認できることがわかり、ホームから撤退。第1画面は認識の“一等地”なので競争は苛烈です。

ちなみにこのフォルダは自分の中では「寝起きフォルダ」と呼んでおり、寝起きのときに使うアプリが並んでいます。就寝時と起床時に起動する睡眠記録アプリや起床後にその日の天気を確認するための天気予報アプリなどです。



2013年9月27日(iPhone 5)

最上段のアイコンはタップしづらいので、「見る」だけで済むアイコンを配置。高層階だけどエレベータから離れている部屋みたいな。

左から第何週目か、最低気温、最高気温、降水確率(※「最低気温」は本日時点でAppStoreに見つからず)。



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2014年1月21日(iPhone 5s)

iPhone 5sに機種変更。

壁紙を変える際に、候補をいくつかキャプチャしたうえで、並べて比較。後から「やっぱり別のほうが良かった」となったときに、候補が残っていれば人生の選択をやり直せます。

ちなみにいずれも2013年11月に訪れた東アフリカのザンジバル島で撮った写真。



最終的にこの組み合わせになりました(選択肢になかった画像!)。
ロック画面とホーム画面を分けているので、それぞれキャプチャ。



2014年3月27日(iPhone 5s)

ここで初めてWorkflowyアプリが登場。いきなりドックに入っているところから、かなり熱を上げていたことが窺い知れます。

ちなみにWorkflowyのアカウントを開いたのは2014/3/24でした。



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2014年4月6日(iPhone 5s)

壁紙を変更(ザンジバル島のビーチ)。

Workflowyは早くもドックから追い出されています…。



2014年11月8日(iPhone 5s)

Workflowyはさらに後退。かろうじて第1画面に留まってはいるもののフォルダ入り。

そして、Vineなるものを始めてみるも・・・



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2014年12月7日(iPhone 6)

1ヶ月たたずして第2画面に撤退。

ここからiPhone 6に機種変更。アイコンが一段増えて6段+ドックの合計7段構成に。

これまでフォルダに追い込まれてたコミュニケーション系のアプリ(Gmail、Facebook、ChatWork、Messenger)が第1画面の2段目に進出。

かくして最上段のアイコンがいっそう遠くになりにけり。



2015年1月3日(iPhone 6)

年が明けて、ReederをReeder2にアップデート(現時点の最新版はReeder 3)。

カレンダーアプリをStaccalからSnapCalに浮気してみるも…



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2015年9月26日(iPhone 6s)

ふたたびStaccalに返り咲き(現在はStaccal 2を使用中)。

第2画面にApple Music、Netflix、Amazonビデオなど、エンタメ系のアプリが登場(dビデオは退会)。

第1画面はA面(ビジネス面)、第2画面はB面(ライフ面)というゆるやかな区分けが確立し始める。たとえば、夜はB面のアプリだけで過ごせるように志向する。

そしてこの日、iPhone 6sに機種変更。合わせて壁紙を沖縄に向かう機中で撮った雲海に変更。

ここで、iPhone 5s、iPhone 6、いずれも1年使っていないことに気づいてしまう。




2015年10月3日(iPhone 6s)

よくよくふり返ると、iPhone 6sで映画を観ることはほとんとないので、HuluとNetflixとAmazonビデオを第3画面(未キャプチャ)に追い出す。第3画面はほとんど物置と化していてあまり見たくないのです。



2015年10月19日(iPhone 6s)

RSSリーダーアプリをReederからNewsifyに変更。全文配信していないブログでも、同期の際に自動的に全文を読み込んでくれる一点での乗り換え。

また、検索アプリをSeeqからEurecaに変更。好みの検索サイトを登録できるほか、自分のブログ内検索も設定できて便利。「あかめ女子のwebメモ」さんの紹介記事に感謝。




2016年2月22日(iPhone 6s)

本記事投稿時点のホーム画面。

Googleフォトを第1画面に進出させるとともに、デジカメ(RX100M3)で撮った写真を取り込むためのFlashAirアプリをドックに入れるなどフォトシフトが進行中。

また、出先でやたらとメールチェックをしないようにするためにGmailをフォルダに退避。

Workflowyは思ったほどiPhoneでは開かないことがわかったので(MemoFlowyはまだ試行錯誤中)、いったん第2画面へ。



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まとめ

かつては気に入って使い込んでいたアプリもいつの間にか使わなくなっていたりしますが、その過程でさまざまな学びがあります。

その学びがあるからこそ自分にとって必要なアプリを見きわめる選別眼が磨かれ、アプリというものの使い方に習熟することができます。新しいアプリを使い始めてから自分にとってしっくりくる使い方を見つけ出すまでの時間を短縮することができています。

これまでに使ってきたアプリのどれか1つでも欠けていたら今の自分はなかったと思えます。

そんな貴重なアプリを開発してくださった方々に心から感謝します。

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