携帯のメモ機能に打ち込む/立ち止まってメモ帳を取り出す など、やり方は人によってまちまちでしょうが、意外とボイスメモ機能を使って保存する方は多くないのではないでしょうか。
かくいう私も、昔はボイスレコーダーまで購入しておきながら、どうも外出時のボイスメモは使いこなせずにいました。理由はいくつかあったのですが、大きな理由のひとつとしては
「他の人が居るところでボイレコを持ち出して喋るのは恥ずかしい」
ということ。そしてもうひとつは、
「せっかくメモを取っても整理できない」
という点にありました。
しかし、この二つの問題をEvernoteで解決して以来、ボイスメモ機能をぐっと便利に使うことが出来るようになったので、ここで私なりのEvernote×iPhone活用法をご紹介したいと思います。
電話をかけるふりしてボイスメモ!
先ほどあげたボイスメモの問題点、「他の人が居るところでボイレコを持ち出して喋るのは恥ずかしい」は、この「電話をかけるふりしてメモ」で解決しました。
ちょっとしたことだと思われるかもしれませんが、通常のボイレコを町中で持ち出して自分に向けたメモを呟くと、結構人目を引いてしまいます。実際にやると、想像以上に恥ずかしいです。
その点、電話をかける振りして町を歩きながら喋れば、ほとんど怪しまれる心配はありません。心理的な障壁が取れるだけで、町中でのボイスメモが圧倒的に取りやすくなりました。
ボイスメモと一緒にテキスト版+写真メモを残す
「でも、単純にボイスメモを残すだけなら、携帯のボイスメモ機能やレコーダーアプリを使えばいいじゃない?」と思われた方もいらっしゃるでしょう。
しかし、ここからがEvernoteのいいところ。音声のメモと写真、それからテキストメモを一つのページの中で一緒に保存することが出来るんです。
私は、町中でアイデアを思いつくと、大抵iPhoneでサッとボイスメモを取り、あとからWindows上のEvernoteクライアントから加工(タグ付けや音声のテキスト化、メモの追記など)を行っています。この時、音声と一緒に撮影した写真も付け加えることができるんです。
ボイスメモ・ボイスメモをテキスト化したもの・写真・そしてアイデアに対する所感を、PC上から付け加えていきます。音声を含めた一元管理の便利さを一度体験すると、もうEvernoteから離れられません。
音質重視&長時間録音なら、録音アプリと併用が吉
ボイスメモとして便利で、さらにその管理もできる優秀な機能を揃えたEvernote。しかしやはり欠点もあります。それは録音できる音質が良くないため、実際に聞いているものからは劣化してしまうこと。
実際お使いいただくと分かると思いますが、とても音楽を録音するなどの用途に向く音質ではありません。きちんとした音質で録音したいなら、それこそ別途ボイスレコーダーや録音アプリを用意する必要があるでしょう。
また、Evernoteでの録音時間は最大5分までに制限されているため、長時間録音にも向きません。
とはいえ、考え事をぽつぽつ呟くだけなら、Evernote利用でも十分な音質。その場の状況に合わせて利用するツールを選択してくださいね。
ポメラ(黒)を購入しました!
「ガジェット」というより「文房具」というほうが近い印象です。
最近ポメラばかり持ち歩くので、めっきりLet’s Noteの出番が減少中・・・。
▼新井ユウコ: