もっぱら自宅で仕事をしているので、絶えずいろいろな誘惑と闘っています。
上司も同僚もいないので、気兼ねなくサボることができます。抑止力がいっさい働かないので、YouTubeやFacebookやWikipediaなど、いわゆる「関連リンクもの」に一度はまると抜け出すきっかけを失います。
一方、時々エアポケット的な集中ゾーンに入り込めることがあり、そうなった時には一気に作業が進みます。
日々の作業内容は開始時刻、終了時刻とともにすべて記録しているので、どのような状況でそうした集中ゾーンがやってくるのかの法則性はある程度確立しつつあるのですが、「どうしても今ここで集中したい」という時に特効薬的に使っている常套手段があります。
それが今回ご紹介する音源です。
ズバリ、お経です
「理趣三昧」といいます。
厳密には「仏教音楽」ということになっていますが、以下のサンプルを聴いていただければわかるとおり、ほぼアカペラです。
以下、Amazonの商品説明より。
高野山に伝わる声明を南山進流声明(なんざんしんりゅうしょうみょう)と言います。
南山とは高野山の別称で、京都から見て南方にある山である為、この名が付きました。
また進流とは、奈良の中川寺の大進上人(圓明房宗観師)の流れを指します。この大進上人の声明が地方よりも高野山で盛んに唱えられたこともあり、その本拠地を高野山に移し、南山進流と呼ばれるようになったのです。
そもそも声明とは仏教音楽の中の「声楽」に属し、インド・中国・日本を通じて仏教音楽の中心を成しています。
専門的なことはまったく分からないですし、正直何を言っているのかさっぱりわかりません。というより、わからないからこそ作業用音源として打ってつけなのです。
長文記事を作成するときや企画を練る時など、ある程度まとまった集中時間を要する作業をする時は欠かせません。
ちなみに、ヘッドホンで聴くと完全に没入できます。ちょっと奮発してBOSEのノイズキャンセリングヘッドホンにすれば、いっそう深く入り込めます。
僕自身は「QuietComfort 15」を愛用しています。以前のモデルは専用の充電池でしたが、こちらは単4電池1本で動くのでエネループが使えます。
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