机の上をキレイにするための5つのステップ

カテゴリー: 書評

 1.3つの箱を用意する(ゴミ、返戻、保持)
 2.机の引き出しの中身をすべて取り出す
 3.不要なものはすべて「ゴミ」の箱へ
 4.誰かに返すものや共有ファイルは「返戻」の箱へ
 5.残しておきたいものは「保持」の箱へ

学生時代に出会って以来(1996/2/13)、そのまま「仕事のバイブル」として活用している1冊より、机の上をキレイにするための5つのステップです。

その1冊とは、『奇跡の仕事術―自分の仕事をマネジメントする』。本エントリー投稿時点ではAmazonマーケットプレイスで入手できるようです。

さて、今回ご紹介する「机の上をキレイにするための5つのステップ」(パージ)は、「正しい机上のセットアップ」というタスクの一環です。あくまでも部分なのですが、単独でも定期的に実施したい習慣としてレパートリーに加えておいても良いでしょう。

一見したところ、あまりにも当たり前すぎて、大上段に構えて「5つのステップ」などと呼ぶまでもなさそうですが、これに実際に取りかかろうとすると、とりあえずメモしておいて後回しにしたくなるはずです。

机上のセットアップにおいて最初のステップはパージ(一掃)である。統計によると、典型的な机の上、中、周辺にあるものの55%はゴミである。これらのゴミは正しい机上のセットアップをする前に捨てなければならない。パージとは単に捨てるということではない。パージとは浄化することである。パージを完了することなしに机上をセットアップしたり、ワークフロー・プロセスを作り上げようとしても必ず失敗する。

このプロセスは難しいことではない。このパージを完了するための時間と、あなたのヤル気さえあればいいのだ。次に示すのがパージの過程である。

ということで、5つのステップです。

1.3つの箱を用意する(ゴミ、返戻、保持)

3つの箱を用意し、それぞれの箱にラベルを貼る。ラベルはそれぞれ以下の通り。

 1.ゴミ
 2.返すもの/戻すもの
 3.残しておくもの

3つの箱のうち一番大きくすべきは言うまでもなく、1の「ゴミ」の箱。

2.机の引き出しの中身をすべて取り出す

引き出しの中だけでなく、机の下や机の周りにあるものも含む。

3.不要なものはすべて「ゴミ」の箱へ

この時点で不要なものはすべて、1の「ゴミ」の箱へ。
後ほど、この箱の中身をまとめて捨てる。

4.誰かに返すものや共有ファイルは「返戻」の箱へ

誰かに返すものや共有ファイルに戻すものはすべて、2の「返すもの/戻すもの」の箱へ。
後ほど、この箱の中身をまとめて処理する(返したり、戻したり)。

5.残しておきたいものは「保持」の箱へ

残しておきたいものはすべて、3の「残しておくもの」の箱へ。
後ほど、この箱の中身を机に戻す。ただし、机の上にはものは一切置いてはいけない。引き出しに入れて見えなくする。

インスパイアされた本:

奇跡の仕事術―自分の仕事をマネジメントする
カール・P. ワージー Carl Pace Worthy 林 宣子
生産性出版 1995-11

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