今日はその一部をご紹介。
題材は、本日2017年7月2日(日)に行った、2017年7月1日(土)のレビューです。
2017年7月1日(土)のレビュー
09:20 体温が高い
今年1月から始めた毎朝の検温ですが、ここ数日はやや高めの数値が続いており、こういうときは「Concern」(気になる)というタグを付けておきます。
昨日はさすがにタグだけでは心許なく(後から振り返ったときに心境を再現できるかどうか不安だったので)「気温が高いから?」などと意味不明ながらもとにかくコメントを残しています。正しい内容かどうかよりも、とにかく何か書かずにおれなかったというコンテクストを未来の自分に残すことを重視。
↓検温についての記事
↓「Concern」ほかタグを切り口としたふり返りについての記事
» Evernoteに預けた記録は後から読み返すことで初めて役に立つ
09:41 イエスマンについて記事を書く
ふと「イエスマン」という映画について記事を書こうと思いついてメモ。朝食中だったので、手元にあったiPhoneからFastEverというアプリでサッと書いてEvernoteの送信。
その後「D3シゴタノ!30ねた」という、その名の通りブログのネタをストックしているノートブックに移しています。
ちなみに「イエスマン」は、2011年1月1日に初めて観た、なかなかグッと来る映画で、Evernoteを検索したら以下のようなメモが残っていました。
2011年1月1日 土曜日 17:38 イエスマン、途中まですごく良くて、思わず涙を拭うシーンもありつつ、終盤で少し覆される。でもそれは、ディズニーランドのゲートを抜ける時のような、唐突だけど余韻の残る終わり方。あれがずっと続いたらきっと戻ってこられなくなる。だから、あえて一線を引く。甘いお汁粉の後のほうじ茶のようなしっくり感。
この1年半後の2012年7月4日にもう一度観ていました。
以下はその2回目の視聴後のメモ。
12/07/04 21:35 1年半振りにイエスマン観る。韓国人のスーミーのシーンでうるっと来て、最初に観た時に書き写した、人生は遊び場発言のシーンでEvernoteを見返した。良い映画だ。
ここで、見返すべきノートがEvernoteに眠っていることを知ります(忘れていた)。
…と、まぁこんな具合に「ふとした思いつき」というカギを手にEvernoteという記憶の迷宮に踏み込み、このカギで開く扉を片っ端から開けて回るわけです。
↓FastEverについての記事
» 思いついたアイデアを逃さない工夫、思いついた日時やかかった時間を記録に残す方法
↓「イエスマン」はAmazonビデオで観られます(現時点でプライム対象なので、Amazonプライム会員であれば追加料金なしで観られます)。
10:41 「たしかにありうるかもしれない」
「読了本の読み返し」で読み返しつつ、気になったページをFastEver Snapというアプリでキャプチャ。
ノートタイトルに何か言葉を入力しておくことが重要で、キャプチャした理由を書く、もしくは最も注意を引かれたフレーズを転記しておきます。
このタイトル付けいかんで、後からこのノートに“再会”したときに、「あぁ、ここにいたんだね」と旧交を温められるか、「えっと、どちらさまでしたっけ?」と縁が切れてしまうか、その行く末が左右されます。
↓起動すると即撮影状態に入り、撮った写真をワンタップでEvernoteに直送できるシンプルなアプリ。
↓「読了本の読み返し」についての記事
» 「読了本の読み返し」という習慣の意義、一瞬チラッと目をやるだけでもOK
↓ちなみに目下読み返しているのは以下の一冊。
11:33 内側のノブでリクライニングをオフ、外側のノブで前傾をオン、が戦闘モード。
最近導入したアーロンチェア。その座り心地や気づいたことについてまめにメモしています。
ノブやレバーが複数あり、何をどう動かしたらどういう効果が得られるのかをいろいろ試しながら記録に残していきます。
いちいちメモに残さなくても身体で覚える(身についていく)ものではありますが、こうして都度メモしておくことで、安定運用に入るまでにどれぐらいの期間がかかったのか、ターニングポイントはいつ頃にあったのか、といったことが後から振り返ることで見えてくるようになります。
このあたりはタスクシュートの考え方の根幹を成すところで、リアルタイムロギングと呼んでいるものです。
↓「リアルタイムロギング」についての記事
まとめ
いくらでも続けられそうですが、とりあえずこのあたりで。
とにかく前日分のノートを翌日もれなくレビューする習慣を固めることにより、「今から残そうとしているメモは24時間以内に必ず再び目にすることになる」という安心感をもって残すことができます。
「この保証された安心感」がことのほか重要で、これがないと「報告書を書いてもちゃんと見てもらえるかどうか分からないしなー」という、“あまり構ってくれない上司を持つ恵まれない部下”モードに陥り、モチベーションは著しく低下してしまいます。
言い換えれば、「当日の自分」(部下)はメモの残し方に可能な限りの注意を払い、見返し甲斐のあるノートを作ることを心がけ、「翌日の自分」(上司)はきちんとレビューできるように時間とリソースを確保しておくという協力関係が欠かせない、ということです。