iOS 9 へのバージョンアップにともなってのアップデートとなります。おそらく今後も、このパターンでのアップデートが主流になるのではないかと、勝手に推測しています。
私は開発者さんとある程度懇意なこともあって、個人的にはたすくまのバージョンアップにこれと行った希望は、実はありません。すでに前バージョンに、100%満足していました。
ついでにいっておきますと、私はTaskChute2にも個人的には完全に満足しており、これといったアップデートの希望はありません。
さらにいえば、Evernoteにもほぼ完全に満足しており、頼むからこれ以上バージョンアップしないで欲しい、という願望があります。
バグフィックスと高速化に邁進していただければというのが当方の希望ですが、だいたいそういうふうに製品は変化していかないものなので、いずれ私がまったく望まない以上変化を遂げるのを、半分あきらめながらアップデートのたびに不安な気持ちを抱いています。
目玉は瞬時レビュー
今回のアップデートは、比較的大幅なバージョンアップでした。ポイントは、小見出しに挙げてあるとおりで、1つは瞬時レビューの大変な充実化です。
そもそも私は瞬時レビューの提唱者ということもありますし、タスクの大小をほぼ問わず、たえまなく瞬時レビューし続けているので、今回のアップデートについて、特筆すべきことも実はありません。
一部のユーザーから「小さなタスクについてはレビューをさせないで欲しい」という要望がかなり頻繁に挙がっていたため、それに対応しているのが今回のバージョンアップです。
設定に「タスク終了画面表示(分)」というものが追加されました。これを「10」とすると、「10分以上でなければタスク終了画面表示」がされなくなるということです。
最大は120分。だからどんな人でも、120分以上のタスクについては、レビューを求められます。
ちなみに私は「0」にしたままです。1度だけ、「1」にしてみましたが、そういう問題ではないことに気がついて、「0」に戻しました。
私に言わせれば、たとえコメントを入力しなくても「瞬時レビュー」はするべきです。これに関しては独善的だとか独断的だとか言われてもかまいません。要はタスクを終えたら、1度立ち止まってみた方がいい、ということです。
その時にしか分からないことというのが、あるのです。たとえばレストランで食事をした「直後」の感想というのを、人は驚くほど覚えていません。また、ある人と「会話した直後」の感想というのも、ずいぶんと書き換わります。
とはいえ、今回のアップデートで、まちがいなく瞬時レビューはしやすくなった印象です。
瞬時レビューの何が重要かと言って、自分の本当の態度に一番接近できるタイミングの1つだからです。
» Taskuma — TaskChute for iPhone
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