会社から出るときにそう思ってしまい、落ち込んでしまったことはないでしょうか?こういった日が続くと仕事に対するやる気が失われていきますから、できれば避けたいですよね。
今日はそんなときの対処法をお教えします。
「今日できたこと」を一日の終わりに書き出す
私は仕事の終わりに「今日できたこと」を書き出すようにしています。
落ち着いて書き出してみると、「実は多くの仕事をできていた」と気がつくことは多く、約2分のこの儀式が、1日の最後に充実感をくれます。
さらに、この「今日できたこと」のメモは簡単な日報になりますので、週報や月報を作成する際の資料としても役立ち、一石二鳥です。
しかし、会社で過ごしていた10時間前後の出来事を、思い出しながら書き出すことは正直大変です。
行動記録をとることで、より楽に正確に「できたこと」を把握できる
そこで、会社にいる間の行動記録をとるようにします。
私が行動記録をとりはじめたころは、A4サイズのノートに手書きで記録を残していましたが、現在はTaskChute2で記録を残しています。この話の詳細は↓の記事をご覧ください。
» タスク管理を知らなかった私が1年で「タスク管理の人」になった経緯(前編)
1日の行動記録をとれば、行動記録を見返すだけで「今日できたこと」を正確かつ客観的に書き出すことができます。
さらに、先ほど紹介した記事にも書かれている通り、行動記録をとることで次のような効果も期待できます。
作業記録をとることで得られた3つの効果
(1)作業にかかる時間や段取りがわかるようになった
(2)スケジュールの見通しがつくようになった
(3)仕事に無駄な時間を自ら徹底的に省くようになっていった
休日に応用すれば、休日の満足度を高められる
「今日できたこと」を書き出すというやり方は、休日の過ごし方にも応用可能です。
ただしその際には、ただ何となく過ごすのではなく、「重要なことを先にやっておく」「やりたいことをやる」などのコツを意識するとより良くなります。
詳しくは↓の記事を参照ください。
1.まず重要なことに手をつける
重要なことにまず手をつけてしまえば、「もやもや解消&達成感」でとても気分がすっきりしますよね。そしてそれだけでなく、家族や他人にも優しくなれます!
2.次にやりたいことをする
「今、自分がやりたいこと」を優先して楽しい気分になりましょう!重要なことが先に済んでいるので、罪悪感を感じることなく思い切り遊べます!
参考書籍など
先日出版させていただいたこちらの電子書籍にも、「記録」を活用して仕事を楽に進めたり、効率化させたりといった内容を盛り込んでいます。もしよろしければ一度ご覧になってみてください。
» 会社員のための究極のタスク管理 「君ならまかせて安心」と言われる仕事術 5つのコツで「時間」と「情報」は自由に使える! (impress QuickBooks)[Kindle版]
Follow @Surf_Fish
がんばった自分を認めてくれたり、怠けた自分を叱ってくれたりする一番身近な存在は「記録」です。
記録による評価は、他人に評価してもらうよりも客観的で、しかも穏やかです。ですから、仕事のやる気管理にこれを使わない手はありません。
▼濵中省吾:
「ほんと自由に生きてるよね」と家族に言われる化学系研究職。はまラボ主宰。