自分を奮い立たせる目標を設定するための4つの問い

カテゴリー: 書評

By: Robert NunnallyCC BY 2.0


ここ1ヶ月ほど繰り返し聴いてきたオーディオブック「野心を抱け」ですが、今回は「セッション1:方向性」の内容をベースに、自分を奮い立たせる目標を設定するためのチェックリストを作ってみます。

チャンスに備えることの重要性

まず、「セッション1:方向性」(7分9秒)の概要をざっくりとまとめてみます(僕なりの解釈をもとに手を加えています)。

チャンスは不意にやってくる


チャンスを活かせる人の2つの条件


目標を設定することの2つの意義


自分を奮い立たせる目標を設定するための4つの問い

以上をもとに、以下の4つの問いを考えてみました。

1.それは、あなたが本当に望んでいることか?

自分が望んでいないようなことを目標に掲げてしまっていないかを確かめます。そして、他人ではなく自分が望んでいることであるか、つまり、その望みが「借り物」になっていないかを確かめます。

そうすれば、その目標に「自分がやるしかない!」(=自分以外にやる人がいない)という使命感(独自性)が生まれます。とはいえ、無理にユニークなものにする必要はありません。

ただ、

 「それって、カッコつけてるだけ(ポーズ)じゃないの?」

というツッコミに動じないだけの思い入れはあったほうがいいでしょう。

2.それを実現することで、あなたがどう変わるかを明確にイメージできるか?

目標達成というのは手段であって目的ではない、ということです。例えば、以下のようなことに注意が必要です。

» ブログを仕事に役立てるための7つの視点 

いろいろと書いてきましたが、ブログを継続することは1つの手段に過ぎないので、継続の先に何を実現させたいのかが本当に問われるところだと思っています。


3.それは、今のあなたには手の届かないことか?

何らかのブレークスルーなしには達成できない程度に「手が届かない」ものである方が取り組みがいがあります。例えば、現状の自分のままで「ちょっとがんばればできる」程度では、

 「いつでもできるんだから、なにも今やらなくてもよかろう」

という「やらない言い訳」の余地を作ってしまいます。

「手に届かない」、言い換えれば“ハングリーさ”のようなものがあれば、

 「○○を実現するには、どうしても□□が必要だ」

という「やるべき理由」が自然に生まれるようになるはずです。

4.それは、誰かに対する思いやりになっているか?

自己完結あるいは自己満足という閉じたループの中に留まっていないか、ということです。

野心を築くための6つの原則

以下は本オーディオブックの目次にあたるものです(それぞれのパートにオーディオブック1本ずつが対応しています)。ご参考まで。

1.積極的に自分の方向性を決定する(方向性)

2.自分を信じる(責任)

3.自分で規律を持つ(規律)

4.自分で実行する(実行)

5.人と上手くつき合う(協力)

6.自分を評価する(評価)


» サクセス・オーディオ・ライブラリーVOL.1 「野心を抱け」 ナイチンゲール・コナントサクセス・オーディオ・ライブラリー 日本語版


インスパイアされた本:

» リスト化仕事術 毎日使えて一生役立つ


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