- 1.それは、あなたが本当に望んでいることか?
- 2.それを実現することで、あなたがどう変わるかを明確にイメージできるか?
- 3.それは、今のあなたには手の届かないことか?
- 4.それは、誰かに対する思いやりになっているか?
チャンスに備えることの重要性
まず、「セッション1:方向性」(7分9秒)の概要をざっくりとまとめてみます(僕なりの解釈をもとに手を加えています)。
チャンスは不意にやってくる
- 「方向性を決める」とは、今の自分の能力を知り、目的を定め、いきなり訪れるかもしれないチャンスのために知識や経験やさまざまな考え方を蓄積しておくこと
- チャンスを活かせるかどうかが次に進めるかどうかのカギを握っている
チャンスを活かせる人の2つの条件
- 1.自分を知っている(=間違いを犯した経験を参考にする)
- 2.準備ができている(=目標を定め、これに沿って行動している)
目標を設定することの2つの意義
- 1.自分がどうなりたいかを自分で確認できる
- 2.行動に一貫性を帯びさせることができる
自分を奮い立たせる目標を設定するための4つの問い
以上をもとに、以下の4つの問いを考えてみました。
1.それは、あなたが本当に望んでいることか?
自分が望んでいないようなことを目標に掲げてしまっていないかを確かめます。そして、他人ではなく自分が望んでいることであるか、つまり、その望みが「借り物」になっていないかを確かめます。
そうすれば、その目標に「自分がやるしかない!」(=自分以外にやる人がいない)という使命感(独自性)が生まれます。とはいえ、無理にユニークなものにする必要はありません。
ただ、
「それって、カッコつけてるだけ(ポーズ)じゃないの?」
というツッコミに動じないだけの思い入れはあったほうがいいでしょう。
2.それを実現することで、あなたがどう変わるかを明確にイメージできるか?
目標達成というのは手段であって目的ではない、ということです。例えば、以下のようなことに注意が必要です。
いろいろと書いてきましたが、ブログを継続することは1つの手段に過ぎないので、継続の先に何を実現させたいのかが本当に問われるところだと思っています。
3.それは、今のあなたには手の届かないことか?
何らかのブレークスルーなしには達成できない程度に「手が届かない」ものである方が取り組みがいがあります。例えば、現状の自分のままで「ちょっとがんばればできる」程度では、
「いつでもできるんだから、なにも今やらなくてもよかろう」
という「やらない言い訳」の余地を作ってしまいます。
「手に届かない」、言い換えれば“ハングリーさ”のようなものがあれば、
「○○を実現するには、どうしても□□が必要だ」
という「やるべき理由」が自然に生まれるようになるはずです。
4.それは、誰かに対する思いやりになっているか?
自己完結あるいは自己満足という閉じたループの中に留まっていないか、ということです。
野心を築くための6つの原則
以下は本オーディオブックの目次にあたるものです(それぞれのパートにオーディオブック1本ずつが対応しています)。ご参考まで。
1.積極的に自分の方向性を決定する(方向性)
- 自分がどんな人間で、どうなりたいかを認知する
- 知識を増やして成功するための心構えをする
2.自分を信じる(責任)
- 自分の人生に責任を持つ
- 自分に起きることに責任を持つ
- 人生に影響を与える決定をするのは自分自身
- 自分の行動によって何かが起こる
- 自分自身を信頼する
3.自分で規律を持つ(規律)
- 毎日野心を持ち続ける
- 少しずつ目標に近づいていると信じる
- 少しずつ行動をする
- 規律を持って努力を惜しまない
4.自分で実行する(実行)
- いつでもチャンスとなる機会が作り出せるようにする
- いつでもチャンスを利用する
- チャンスを逃さないようにする
- チャンスが生かせるようになる実行ノウハウを身につける
5.人と上手くつき合う(協力)
- 誰もが誰かを必要としている
- 自分たちのためになるように互いに協力しあう
- 自分以外の人に尽くすことで成功する
- ノウハウや行動力、信頼や方向性をうまく扱いながら成功へと進む
6.自分を評価する(評価)
- 自分が達成したことを高く評価する
- 自分の可能性を高く評価する
- いつの日かすべてがうまくいくと信じる
- 自分の進化を認めながら野心を燃え立たせていく
» サクセス・オーディオ・ライブラリーVOL.1 「野心を抱け」 ナイチンゲール・コナントサクセス・オーディオ・ライブラリー 日本語版