購入したのは、Wi-Fiモデルの64GBです。
- すでにiPad Pro 10.5を持っているのに、さらにiPad mini 2019を買い足すに至った理由
- iPad Pro 10.5と比べての使い心地
- iPad Pro 10.5と比べて良いところ
- iPad Pro 10.5と比べて物足りないところ
- 1本のApple Pencilを複数のiPadで使い回す方法
すでにiPad Pro 10.5を持っているのに、さらにiPad mini 2019を買い足すに至った理由
毎日イラストを描くようになったことで、iPad Pro 10.5+Apple Pencilの使用頻度が格段に上がりました。
これとは別に、セミナーに参加した際のメモツールとして、すでに欠かせない存在になっていました。
そんな中、うっかりiPad Pro 10.5を家に忘れると思うようにメモが取れないという事態に何度か遭遇。
実際には忘れているわけではないのですが、iPad Pro 10.5はそれなりに大きく、そして重い(ケース込みで555g)、つまりかさばるので、特にノートPC(ThinkPad X1 Extreme ← 1.8kg)をすでにリュックに入れているような場合は「ここにさらにiPad Pro 10.5を入れるのか…」と躊躇したうえで「今日は使わないんじゃないか?」と日和りがちで、結果として「やっぱり持って来れば良かった…」と後悔することに。
また、描いているイラストはこのブログに載せるための、せいぜい横幅800ピクセル程度のサイズなので、画面サイズが小さくなっても支障はないだろう、という読みもありました。
iPad Pro 10.5と比べての使い心地
iPad mini 2019が届き、実際に使ってみると、僕の使い方であればminiの方がしっくりくると感じています(もちろん、新しいデバイスを手に入れたことによる“補正”もかかっていますが)。
iPad Pro 10.5と比べて良いところ
何よりも片手でしっかり掴める安心感。昨日からイラストはiPad miniで描き始めましたが、同じApple Pencil、同じアプリ(Noteshelf2)を使っていることもあり、特に違和感はありません。
iPad Pro 10.5のときも片手(左手)で持って、右手のApple Pencilでいていたのですが、iPad miniに変えても当然同じ持ち方で同じように描けます。
iPad miniの方が軽いぶん、左手が圧倒的に楽です。むろん、そのぶん「キャンバス」は小さくなるのですが、先述の通り、そもそも横幅800ピクセル程度の絵を描くのがメインなので、小さくても気になりません。
むしろ、これまで10.5インチという大きさを持て余していたかも、と思うくらいです(もちろん、新しいデバイスを手に入れたことによる“補正”もかかっていますが)。
iPad Pro 10.5と比べて物足りないところ
良いところの裏返しですが、そのサイズゆえに特に映像の迫力は劣ります。これまでiPad Pro 10.5で映画やドラマを観てきたので、このサイズに目が慣れていることもありますが、映像に対する没入感は、必然の結果として、物足りなく感じます。
この点は、持ち歩きや取り回しがしやすいメモツール、と位置づけることでiPad Pro 10.5と棲み分けられると思います。
そして、肝心のApple Pencilの描き心地ですが、イラストを描く分にはiPad Pro 10.5とほとんど変わらないと感じます。
ただ、セミナー中にある程度の速さでメモを取るようなシーンでは、もたつきを覚えます。煩わしさを感じる一歩手前ですが、iPad Pro 10.5の方がApple Pencilの動きにしっかりと追随してきてくれます。
このあたりは、ProMotionテクノロジーの有無の差でしょう。ProMotionテクノロジー「あり」だと、リフレッシュレート(1秒間に何フレーム表示するか)が120Hz、「なし」だと60Hz。数値として2倍の差があります。
参考:
1本のApple Pencilを複数のiPadで使い回す方法
最後に、購入前から気になっていた、すでに持っているApple Pencilを使い回す方法、ですが「えっ、こんな方法なの?」と驚きました。
使いたいiPadのLightningコネクタにApple Pencilを挿し、「ペアリング」をタップする、というものです。
切り替えるたびにこの操作が必要なので、Apple Pencilを使うiPadを決めたら、ずっと同じペアで使い続けたほうが良さそうです。あるいは、もう1本Apple Pencilを買う、という手もありますが、区別がつかなくなる上にすでに第2世代がリリースされている今、第1世代をもう1本、というのは明らかに無駄でしょう…。