photo credit: Daniel Kulinski via photopin cc
長期の目標というものは、いろんな理由で挫折しやすいとは言え、うまくいくこともあるものです。うまくいったらとてもいい気持ちになれるでしょう。
もう12月ですので「長期計画をなるべく挫折させないライフハック」を考えてみました。
フィードバックを厳密に得る
たとえばダイエットであれば、できるだけメモリの細かい体重計を買ってきて、3度の食事と寝る前と起きた直後に必ず体重を量ることです。
こうすることで「食べれば体重は増え、運動すれば減る」と言うことを確実に認識できます。確実に認識することが大事です。そうでないと私達はすぐごまかしにかかるからです。
リピートタスク+チェックリストで毎日機械的に繰り返す
□リピートタスク
└□チェックリスト
こういうリストを作ってください。「たすくま」であれば簡単に作れますが、たすくまを使う気がなくても、大丈夫です。これくらいは作れます。
なんならノートにでもいいので「目標達成のために毎日繰り返すべきこと」を書いて、そのための手順を直下にぶら下げます。
後はなにも考えずにひたすら機械的に実行することです。もちろんフィードバックを得るために必要な計測は忘れずに。貯金なら家計簿を、ブログなら更新記事数を、とにかく数字を計ることです。
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「起き時計」を使ってよく寝る
睡眠に関する多くの研究が、睡眠不足状態における判断力のいいかげんさを繰り返し指摘しています。
にもかかわらず目標達成のために睡眠時かを削るという人がいっぱいいます。これはいかにも本末転倒です。
「起き時計」とはこういうものです。
18時を過ぎたら、時計はすべて翌朝の起床時刻を示すようにしたらいいんじゃないか、とふと思いました。
それを実現する新しい時計が、起床時刻計、略して起き時計(仮)。
自分の希望睡眠時間を6時間と設定したなら、示される時刻は現在時刻+6時間後ということになります。
18時なら24時
21時なら3時
24時なら6時
継続するためにキリの悪いところできりあげる
*ツァイガルニクは,人が*欲求によって目標指向的行動をする場合には*緊張が生じ持続するが,*目標が達成されると緊張は解消するという*レヴィンの考え方に基づいて,目標が達成されない未完了課題の*再生(RU)の方が完了課題の再生(RC)よりもよいことを示した。これをツァイガルニク効果,RU/RCをツァイガルニク指数という。この効果は時間の経過,疲労,感情的興奮,自我脅威場面,競争場面での評価などの影響を受ける。
[株式会社有斐閣 心理学辞典]
というわけで、キリのいいところまでやりきってしまってから翌朝を迎えると「新しくイチからやるのかー」となって挫折しがちです。それを防ぎましょう。
それでもどうしても気が乗らないなどという場合には、次のような情報もあるので、試してみてもいいでしょう。
気持ちの切り替え方法 pic.twitter.com/r1ZykH3oNE
— Copy writing (@Copy__writing) 2014, 11月 3