今週のおすすめビジネス書/自分の頭で考えて行動していますか?

カテゴリー: 書評

昨日までの1週間でシゴタノ!で人気のあったビジネス書のご紹介。

確実にうまくいく“近道”ばかり求めて、自分の頭で考えて行動する“けものみち”を敬遠していませんか?

科学的な外国語学習法

前回ご紹介したところ、好評でした。

» 今週のおすすめビジネス書/良き読書家にオススメの逸品 

「言語学習とは、文の構造を理解することだ」として、英文に対してまずその構造に注目することで文中に知らない単語が含まれていても推測で解釈できるようになる、「機能とは、文を構成する各品詞が持っている“役割”である」として、まずは使われている単語の品詞の種類を把握することで文全体の意味をとりやすくなる、などなど、再現可能な方法論が多数紹介されています。

英語学習に限らず、広く学ぶ力を高める上で役に立つ一冊です。

 

佐伯 智義
講談社
売り上げランキング: 82478
おすすめ度の平均:

エセ科学的?
筆者の外国語学習法への信念が凝縮された本
ポリシーが感じられます
英語学習者は読むべし
外国語学習の王道

自分の小さな「箱」から脱出する方法

人間関係において誰もが陥りがちな“罠”をわかりやすく解説しています。ロングセラーなのも頷けます。

ポイントは、相手の中に自分(の弱さ)を見いだせるかどうかではないかと考えています。こちらの本と合わせて読むとより理解が深まるでしょう。

» ひどく落ち込んだときに読むと確実に役立つ1冊 

 

アービンジャー インスティチュート 金森 重樹 冨永 星
大和書房
売り上げランキング: 191
おすすめ度の平均:

感謝できるようになった
今更ながら
星100個
読みにくかった
わかりやすい

右向け左の経営術

西麻布 豚組」や「豚組[しゃぶ庵]」で有名な中村仁さん(@hitoshi)による挑戦の記録。

飲食ビジネスの門外漢であった著者のサクセスストーリーですが、その思考プロセスや行動のあり方は飲食ビジネスに限らず、あらゆるビジネスに普遍的に適用可能です。

自分の頭で考えて行動する著者の言葉は知的刺激に満ちています。本気にならないと到達できない境地を疑似体験できるのと、その境地でしか紡ぎ出せないであろう名句の数々を堪能できます。

以下はそのごく一部。

これから新しく事業を始めようとしている人、あるいはすでに事業を続けているものの行き詰まりを感じている人におすすめの一冊。

 

中村 仁
グラフ社
売り上げランキング: 180309
おすすめ度の平均:

この人はかなり頭がいい人なんじゃないかと思います・・・。

 
その続編ともいえる、ツイッターを活用した「おもてなし」の神髄が学べるのが以下の一冊。合わせて読むと著者の思考法が立体的に理解できるはずです。

中村 仁
日本実業出版社
売り上げランキング: 3277
おすすめ度の平均:

「フォロワー個々人につぶやくが期待しない」
twitter集客本、これ一冊で打ち止めです
繁盛のひけつは「つながる力」

 
今週は3冊ピックアップしました。残りは、毎週更新しているランキング「シゴタノ!ベストセラー」(サイドバーにジャンプします)をチェックしてみてください。

 

最近読んだ本/読んでいる本

図らずも、この12年かけてずっと育て続けてきている「タスクシュート」の根幹をなす考え方が語られており、ドキドキしながら読みました。気合いでがんばる精神論の正反対の、数字で鼓舞する実践論。

森田 敏宏
クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
売り上げランキング: 1007
おすすめ度の平均:

一読の価値あり

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