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「手元の資料を見ながらタイピングするのがつらい」
こういったストレスを感じたことはありませんか?
もしデュアルディスプレイを職場に導入できたなら、こうしたストレスを軽減することができます。
1.デュアルディスプレイの利点
デュアルディスプレイの利点に関して私が常々感じていることは次の通りです。
- 画面を切り替える回数が激減するので快適。
- 電子データの資料を印刷しなくて良い。
- TaskChuteなどのタスクリストを常に表示できる。
具体的な事例としては、サブディスプレイで資料となるpdfを映しつつ、メインディスプレイではそのままWordで文書を作成できます。
Excelで大きな表を参照しながら資料を作成する場合も、サブディスプレイの画面いっぱいに表を映せるので便利です。
タスクリストを常に表示できるということは、作業の脱線防止にも効果を発揮します。
2.どうやって導入するか?
しかし、「デュアルディスプレイ環境にしたいです」と言ってすぐに導入させてもらえる会社ならいいですが、多くの会社ではそうすんなりとは導入させてもらえないでしょう。
「なんで必要なの?」「予算がないよ」という理由が壁となると思われますので、その対処方法について紹介します。
まず、「なんで必要なの?」に対しては、上司にデュアルディスプレイを体験してもらうのが良いです。
最初に私が冒頭で述べたように「○○な状況で困ったことはありませんか?デュアルディスプレイならそれが解消できますよ!」と上司にアピールし、上司がそれに興味を持てばしめたものです。
(もしあなたの上司がモバイル用の小型ノートパソコンで仕事をしているなら、食いつきが良いはずです!)
「予算がないよ」と言われるのであれば、職場の遊休品のディスプレイを活用するなどの手があります。私の場合は他部署からいただきました。
3.デュアルディスプレイ活用の必須ショートカット
デュアルディスプレイを活用するにあたって、必ず使いたいショートカットがあります(都合によりWindowsのキーになります。ご容赦ください。)。
このショートカットキーを使いこなすことは、上司を説得する際の材料にもなりますのでぜひ覚えてください!
1つ目は、「Winキー+カーソルキー(↑←↓→)」です。これは現在アクティブになっているアプリケーションの表示を切り替えるキーになります。
- Winキー+↑「全画面表示」、
- Winキー+←「画面の左半分に表示」
- Winキー+→「画面の右半分に表示」
- Winキー+↓「全画面表示解除/最小化」
補足ですが、メインディスプレイ(拡張画面1)の右にサブディスプレイ(拡張画面2)が並んでいるような状態であれば、「Winキー+→」を2回押すと、メインディスプレイのアプリケーションがサブディスプレイの左半分に表示されます。
次に覚えておきたいのが「Winキー+D」です。これは「デスクトップ画面」を表示するショートカットなので、擬似的に「全てのウィンドウを最小化する」キーとして使えます。
最後に覚えておきたいのが「Alt+Tab」です。これはキーボードを使ってアプリケーションを切り替えるショートカットキーです。
なぜこのショートカットキーが必要かというと、デュアルディスプレイ環境では画面の広さが2倍以上になるため、マウスカーソルを動かしてアプリケーションを切り替えるのは大変だからです。
デュアルディスプレイで快適環境を!
もしあなたが職場で最初にデュアルディスプレイ環境を構築したなら、はじめは少し恥ずかしく感じるかもしれません。しかしそれと引き換えに快適なPC環境を手に入れられることは間違いありません。
それに加えて、あなたがまずデュアルディスプレイの先駆者となることで他の人もデュアルディスプレイを導入しやすくなり、ゆくゆくはチーム全体の効率化にも繋がります。
この記事を読んで、デュアルディスプレイの導入に興味を持っていただけたなら幸いです!
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私がディスプレイを2つ並べて仕事をしていると、「え、なんでディスプレイが2個あるの?」と興味を持ってくださる人がいるので、その度にデュアルディスプレイの活用方法や便利さを説明してきました。
その活動の影響もあってか、私の職場でも最近デュアルディスプレイ環境の人が増えてきました。特に、モバイルタイプの小型ノートパソコンを使っている人達に好評です。
あなたがもしデュアルディスプレイに興味を持っているのなら、まずは自宅からでも導入してみることをおすすめしますよ!
▼濵中省吾:
「ほんと自由に生きてるよね」と家族に言われる化学系研究職。はまラボ主宰。
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