気の向くままに偶然入った飲食店が、安い、うまい、多い、の三拍子揃った素晴らしい店だった!
人には時として、こんなラッキーが訪れます。
気持ちよく酔いつつ、大満足のお腹を抱えて「ああ、美味しかったな、また来たいなぁ」と思いながら家路につくと・・・
「あれ?あの店なんて名前だったっけ?」
「どこら辺にあったっけ?」
悲しいかな、店名を忘れてググれない、お店の所在が思い出せない・・・。
こんな体験、あなたにもありませんか?
私は特に地理に弱く、はじめての土地ではぶらぶら歩く(半ば迷っている)習性があるため、今まで何件もの素晴らしいお店を発見しては忘れてきました。
しかし、今回ご紹介するアプリを使えばもう大丈夫。お店の所在を絶対忘れなくなるうえ、簡単に自分だけの『うまい店ガイドブック』を作ってしまうことが出来るんです。
今回使うiPhone機能は3つ。
それでは早速、『お店を絶対に忘れなくなる方法』と、『うまい店ガイドブック』の作り方を見ていきましょう。
お店を絶対に忘れなくなる方法
1.店の名前が入ったもの(看板や箸置きなど)をiPhoneで撮影する
実は、忘れなくなる方法はこれだけ!
えー、「そりゃそーだろー」という声が聞こえて来そうですね。すみません、ひねりがなくって・・・。
ただ、この”iPhoneで写真を撮る”ってところがミソ。普通のデジカメじゃダメなんです。
Koredokoは、撮影した場所をマップ上で表示するアプリ
iPhoneで写真撮影をすると、座標を記憶するGPSタグが埋め込まれます。Koredokoはこれを読み取って、マップ上に表示してくれるアプリ。写真の枚数が多いと、ちょっと重いのが難点なのですが、
- 旅の思い出を地図と一緒に見返してニヤニヤする
- メモする時間が無くても、とりあえずパチリ。写真と、その場所の地図が手に入る
など、用途が多彩で、一度使い始めるともう離れられません。(現在iPhoneに入れたアプリの中で一番長く使っているかも?)
さて、ここからは『うまい店ガイドブック』を作る作業へ入っていきます。
うまい店ガイドブックの作り方
- Koredokoを立ち上げて、ガイドブックに仕立てたい写真を選択し、マップを表示させましょう。
- 地図の縮尺を、ピンチ操作で適度なところまで変更します。
- そして、iPhone画面のスクリーンショットを撮ります。スクリーンショットの撮り方は、ホームボタンを押しつつスリープボタン押し。
- 撮影したスクリーンショットを、Evernoteに投稿します。
詳細な加工はPC版のEvernoteのほうがお手軽です。(URLやコメントを添えたり、写真の向きを変更したり)
Evernoteは、iPhone Mac/Windowsなど、様々な環境で同様の内容を読み書きでき、写真や音声も添付できる、という最強のメモツール。シゴタノ!でも何度か取り上げられていたので、ご存知の方も多いと思います。
こうして、Evernoteにデータを貯めておけば、PCでもiPhoneでも問題無く情報を閲覧できる、最強のガイドブックが完成です!
今回ご紹介したハックのポイントは以下の3点。
- 気になったらとりあえず写真を撮る。
- Koredoko使って、地図情報が加わった状態でスクリーンショット撮影
- Evernoteで保存&加工
最後にこのハックの弱点を。写真撮影時にGPSが使えないところ(地下など)に居ると、正常にGPSタグを保存できないことがあります。
また、Koredokoで地図を表示したとき、本来の場所と少しずれて地図が表示されることがありますが、これはKoredokoの問題ではなく、GPSの問題です。心を広く持って、ずれるのは許してあげてください。
それでは、これからメモ代わりに写真を一枚パチリ、をぜひ習慣にしてもらえたら嬉しいです。やってみると本当に便利ですよ!
最近流行りのソーシャルIME使ってみました。
イーモバ使いには変換速度がちょっとキツイですが、日本語の変換精度自体は結構優秀で良い子です。機能が充実したら、フリーATOKの地位もゆめじゃないかも?
▼新井ユウコ: