BT009:書く時間がない人向け「5分だけ書いてやめる」

カテゴリー: 届ける技術
LegoLego / @davestone


ブログ塾に多く寄せられる悩みの1つに「書くのに時間がかかりすぎる」というものがあります。

書きたいことはあるが、時間がとれないために結局タイミングを逸して書かずに終わってしまう。

これを防ぐコツは、パッと何かブログのネタを思いついたら、書き出し部分でも、“サビ”の部分でもいいので、とにかく5分だけ書いてみることです。

PCの前にいなくても、手帳でもiPhoneでもいいので書いてしまいます。書いたものはEvernoteでも自分宛てのメールでもいいので、とにかく一カ所に保存しておくようにします。

画像キャプチャをたくさん使う記事を書く予定なら、キャプチャだけ先に済ませてしまいましょう。画像をflickrなりPicasaなりにアップロードして、余裕があればキャプション(画像の説明文)もつけてしまいます。例えば、この記事を書くにあたって数日前からここに画像を溜めていました。

こうすることで、後は画像の説明を埋めていくだけで済むようになります。

こういったことを繰り返していくと、ブログ記事のパーツがたくさんできるので、「ブログを書こう」と思い立った時に、いくつかパーツを見つくろってレゴブロックを組み立てるように記事を書くことができるようになります。

もちろん、レゴブロックほどシンプルではありませんが、白紙の状態からいきなり書き出すのに比べると「あーでもない、こーでもない」と悶々と悩む時間をゼロにできますから、ずっと短い時間で書くことができるはずです。


書く前にあまり考えすぎないことが大事です。

考えすぎると、

といった不安にさいなまれて、書けなくなってしまうのです。

つまり、

・不安を払拭するためには十分な時間が必要だ(時間があれば問題ない!)

・でも時間はあまりないな・・・

・書けないじゃないか・・・

というプロセスをたどることになるのです。

仮に時間の問題が解決したとしても書けるようにはなりません。例えば、今日は土曜日でまるまる一日自分のために使えるぞ、というチャンスが訪れても「一日では足りないだろう」という判断を下してしまうのです。不思議なことです。

「足りない」という判断はどこから来るかというと、未知に対する恐怖です。

だからこそ、5分だけでもいいのでとにかく記事のパーツをちょこちょこ作っておくことが有効なのです。未知を既知に変えれば、楽になります。

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