BT007:ブログに書くネタがない人向けの「自問メソッド」

カテゴリー: 届ける技術
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ブログ塾に寄せられるご質問で一番多いのが「継続できない」なのですが、二番目に多いのが「ネタがない」です。

この2つは表裏一体の関係になっているように見えます。ネタがあれば継続できるし、継続できればネタ探しもラクになる、という風に。

でも、それは幻想です。

継続するには○○をすればいい、という特効薬はないですし、ネタはどこかに大量に落ちていてその場所を見つけさえすればいい、という安易なものでもないからです。

ではどうするか。

まず、継続に関しては、身もふたもありませんが「続ける」ということを意識しなくなれば続くようになります。ブログに限らず、習慣を長続きさせる秘訣は「続けるぞ!」という気負いを限りなくゼロに近づけることです。

例えば、僕自身は昨年12月25日から今日までで207日連続で休まずランニングを続けていますが、もはや「続けよう」とか「続けなくては」などと思うことはありません。シャワーを浴びるついでに走るか、ぐらいの勢いです。

次に、ネタについてですが、結論から言うとネタは自分の中にしかありません。だからネタが転がっていそうな場所に赴いて、そこで拾い集めるということをする必要はありません。

ではどうすれば自分の中からネタを引き出せるか。

それは自分で自分に質問をすることです。この質問しだいで良いネタを引き出せるかどうかが決まります。良い質問を繰り出せれば、良いネタを引き出すことができます。

良いネタの「良い」というのは、あくまでも自分的に良い、ということです。もっと言えば、自分がこれまでに体験してきたことで、多くの人にとってなじみの薄いことを掘り当てられればベストです。

「自分にとってはきわめて当たり前で口にすることさえあほらしい」と思えることでも、それが多くの人にとって当たり前ではない、むしろ「すごい」ことであれば、それは良いネタと言えます。ベストセラーになっている本はこのパターンが多いです。

そんなネタをどうやって引き出せばいいか。

そのための質問が以下です。

すべての質問に答える必要はありません。

ブログを書こうと思ったときに、この質問リストに目を通し、パッと思い浮かんだ答えを1つ書けばいいのです。

例えば、シゴタノ!の以下のエントリー。

番号を打つと読みやすくなる 

まだ始めたばかりの頃に書いたものですが、このエントリーは「最近便利だなぁーと思っていることは何ですか?」という質問に答えたものです。

「便利といえば、最近こういうのがあったよ」という感じで自分の中からネタが出てくるのです。

先に挙げた質問のほかにも、自分なりにアレンジしたり追加していくことで、よりいっそう自分らしいネタが出やすくなります。ぜひやってみてください!


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