- 「いつの間にか真っ暗になっていた!」
などと驚かされることがあります。
まぁ、だからと言って特に実害があるわけではないのですが、強いて言えば、
- 「いつの間にか時間が経過していた!」
という、何となく損した気分になってしまう、ということはあるでしょう。
そんな折、外付けディスプレイを見ながらふと思ったのが、このディスプレイを“窓”にできないか、ということでした。
時間帯に合わせて壁紙を切り替える
仕事に没頭している時というのは、デュアルディスプレイ環境であれば、ノートPCのディスプレイか、外付けディスプレイのどちらかを凝視している場合がほとんどですから、このどちらかが“窓”になっていれば自然と時間の経過がわかることになります。
具体的には、朝なら朝らしい壁紙が、夜なら夜らしい壁紙が表示されるようにします。
これを実現するツールが、かれこれ5年くらい使っている「壁改」というフリーソフト。指定した時間に任意の壁紙を表示させることができます(時間以外にも日付別やタイマー別などの指定も可能です)。
例えば、現在設定している壁紙のラインナップ(一部)は以下のような感じです。
▼明け方~朝の壁紙
▼午後~夕方の壁紙
▼夜の壁紙
写真のほとんどは、旅先や散歩の最中に自分で撮ったものなので、思い出や思い入れが深く、従って見ているだけで和む、という効用があります。
また、なるべく壁紙を見たい、という心理も働いて、余計なウィンドウは最小化するようになるため、何となくストレスも軽減されているような気もします(画面がウィンドウだらけになるとそれに圧倒されて気疲れするということがあります)。
こうして、デュアルディスプレイのため、ノートPCのディスプレイで集中して作業を行う際には、外付けディスプレイが現在のおおよその時間を知るための“窓”になるわけです。
- 外付けディスプレイは、Webブラウザやメールなどの何かを調べたり読んだりするといった「分散作業」をするための領域として、
- 手元のノートPCのディスプレイは、主にテキストエディタなど文章を入力する「集中作業」の領域として、
それぞれ使い分けているため、外付けディスプレイは必要に応じて参照する画面という位置づけになります。
それゆえ、調べ物などで一時的に外付けディスプレイがウィンドウで散らかっても(分散作業)、ある程度見通しがつけば、それらのウィンドウはすべて閉じるか最小化して“窓”に変えたうえで、手元の「集中作業」に没頭するわけです。
ふと目線をずらせば、そこにはお気に入りの写真が、しかも時間帯にふさわしい風景があるため、おおよその時間が確認できるとともに、ちょっとした気分転換にもなっています。
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