仕事に思うぞんぶん打ち込めると、それは仕事ではなくなる



以下の記事を読んで、印象に残ったこと2点。

早起き、断食、錬金術、共感力…テック業界のエグゼクティブのすごいところ



週に130時間働けますか?

イーロン・マスクは週120時間勤務で有名だが、元YahooCEOのマリッサ・メイヤー(Marissa Mayer)は、グーグル(Google)時代にはさらに10歩進んでいたと伝えられており、通常週130時間勤務だったという。

ブルームバーグの2016年のインタビューで、彼女は次のように述べている。

「グーグルの物語で見落とされる要素の一つは、ハードワークだ。週に130時間働けますか?」

ほとんどの人にとって、答えはおそらくノーだろう。

週に130時間ということは、休日ゼロだとしても1日18時間以上働くことになり(月間だと550時間以上)、僕自身の会社員時代のピーク時(月間の総稼動時間が420時間ほど)よりも過酷。

やらされる仕事だったとしたら早々に心が折れる。

仕事だとは思っていない

シリコンバレーのITエグゼクティブたちの間では、早起きして運動したりメールをチェックしたりする光景が日常的に見られるが、その中で最も早く起きるのはティム・クックだ。彼は午前3時45分に起きるという。

Business Insiderのデイブ・ジョンソン(Dave Johnson)は、クックの習慣を1週間にわたって真似した時に発見した。驚くべきことに、目を覚ますのが早ければ早いほど、生産性が上がるのだ。

「大切なのは、好きなことをしているとき、それを仕事だとは思っていないこと。私が自分を見つける幸せな場所だ」とクックはTIMEに語っている

4時前に起きようとは思わないが「それを仕事だとは思っていない」という感覚はよく分かる。

客観的には誤解されがちなこの感覚。この感覚が持てるようになることが会社を離れて生きていくうえで最初に目指したいところだと思う。

せっかく会社を離れたのに「これは仕事だからー」と思って自分を追い込まないといけないのはつらい。

ここから抜け出すためには、以下の記事に書いた、

自分にできること、自分にしかできないこと、自分が没頭できることを見つけて、これに打ち込む

状態を目指すべく、

また別の記事に書いた、

自分にとっての勝ちパターンをいかに早く見つけて、身につけて、これを愚直に繰り返す

ことなのかなと思っています。

▼「自分の事業を育てるために」の新着エントリー

» 「自分の事業を育てるために」の記事一覧
スポンサー リンク