Scrapbox入門01「新しくページを作る」

カテゴリー: R25世代の知的生産

今回から、何回かに分けてScrapboxの使い方を紹介していきます。第一回目は、ページの作り方について。特に難しい操作はありませんので、ざっと見ていきましょう。

ちなみに、内容についての詳しい話や、そもそもScrapboxってなんやねん、については書籍『Scrapbox情報整理術』をご覧ください。あるいは、Scrapbox研究会にも情報が集まっているのでそちらを参照してください。


+ボタンから

新しくページを作る、もっともオーソドックスな方法が画面上部にある「+」ボタンを押すことです。

このボタンを押せば、新規ページ画面となります。あとは、そのままタイトルと内容を入力していくだけです。自動的に保存されるので、保存ボタンやcommand + sなどを押す必要はありません。書いたそばから保存されていきます。

また、いちいち「+」ボタンをクリックしなくても、このボタンでジャンプする先の「https://scrapbox.io/そのプロジェクトの名前/new」というURLを踏めば、同じ画面になります。そのURLをブックマークしておけば、ブラウザからいつでも新規作成ページにジャンプできるようになります。

未リンクから

ページを作る、二つ目の方法が「未リンク」による作成です。

Scrapboxでは、文字列を[](ブラケット)で囲むと、ページリンクになります。同じプロジェクトに属する、別ページへのリンクです。このリンクは、すでにページが存在しているか、すでに他のページでリンクが張られている場合には青字に、そうでない場合はオレンジ字になります。

Webでは、存在しないページのリンクを踏んでもエラーが返ってくるだけですが、Scrapboxでは文字列をページタイトルに持つ、新規ページの作成画面にジャンプします。

この「未リンク」による作成も、Scrapboxではよく使われます。

ページの切り出し

ページを作る、三つ目の方法は、あるページに含まれている内容を切り出すことです。

操作は簡単で、切り出したい部分を選択し、表示される「New Page」を押せば、選択した内容を本文に持つ新規ページが作成されます。

また、このやり方の場合、互いのページにページリンクが挿入されます。



ページのつながりを残したまま切り出せる、というのがScrapboxの特徴の一つです。

さいごに

今回はよく使うであろう三つの方法を紹介してみました。

これ以外にも、ページメニューから複製する(Dupicate this page)方法、検索ボックスを経由する方法、APIを使う方法などもあるのですが、それは別の回で紹介してみましょう。

» Scrapbox入門シリーズ目次


▼倉下忠憲:
新しい時代に向けて「知的生産」を見つめ直す。R-style主宰。メルマガ毎週月曜配信中

▼「R25世代の知的生産」の新着エントリー

» 「R25世代の知的生産」の記事一覧
スポンサー リンク