机上台の下にキーボードを押し込むことで、手元にデスクワークのためのスペースを確保できます。
» 「机上台」の下にキーボードを格納することでデスクワークのスペースを確保する
そんなわけで、とにかく外付けキーボードが欠かせないわけですが、困ったことに選択肢が限られているのです。
ThinkPad一筋 22年
僕が最初に購入したPCはIBMの、いわゆるDOS/Vマシンでした。1994年6月ですからまだWindows3.1の時代です。もちろんデスクトップです。
その後、ノートPCとしての最初に購入したのは1995年12月、同じくIBMのThinkPadで「230CS」という機種でした。
以下の記事で写真付きでレビューがあり、22年ぶりにその筐体を目にして驚きました。「うわ、こんなに分厚かったんだ!」、「ベゼル広っ!」と。
X230ではなく – IBM ThinkPad 230Cs (2432-YB7)のレビュー | ジグソー | レビューメディア
途中1年くらいレッツノートに浮気していたこともありましたが、それ以外は22年間一貫してThinkPadを使い続けています。
もはやThinkPadのシンボルと言ってもいい、キーボードの中央にある赤いトラックポイントのないキーボードは身体(というか手)が受け付けなくなってしまいました(MacBookシリーズのトラックパッドも便利ですが、もはや慣れの問題です)。
それだけに、外付けキーボードを使うとなるとトラックポイントの付いたキーボード以外はありえず、現状は以下の2種類(違いは有線か無線かだけなので事実上1種類)しか選択肢がありません。
↓有線・ワイヤあり
↓無線・ワイヤレス
寿命は1年前後?
この「ThinkPadトラックポイント・キーボード」ですが、現在手元に有線・無線ともにあります。
最初に無線タイプを 2015年8月31日に購入し、8.5ヶ月使ったところで有線タイプを 2016年5月15日に購入、その後13.5ヶ月使い続けます。そして1ヶ月後にふたたび無線に戻します。
- 無線8.5ヶ月 → 有線13.5ヶ月 → 無線1ヶ月(イマココ)
どうして行ったり来たりしているかというと、調子が悪くなるからです。
最初の無線タイプから有線タイプへの切り替えについては、Bluetooth接続のせいか(キーボードに限らず接続が不安定になりがちなので)、ときどき反応が悪くなったり、マウスカーソルが勝手に泳ぎ始めたりしたのが発端です。
その後、有線タイプに切り替えて快適に使用していたのですが、13.5ヶ月ほどたった今年2017年7月4日、特定のキーが押下され続ける症状に見舞われたり、勝手にカナロックに切り替わったりといった誤作動が起こるようになり、たびたび仕事が中断させられ始めたのが発端です。
たとえば、Ctrlキーが押下され続けている症状(実際にキーは押下されてはおらず、「押下されている」という誤った信号が出続けている状態)に見舞われると、もうコントロール祭りになってしまうわけです。
↓不意に同じ文字が連続して入力されたり、
↓突然カナロックに切り替わったり。
仕方がないので、症状としてはまだマシな無線タイプに戻して1ヶ月(イマココ)。
13.5ヶ月のブランクを経ても、頻度はさほどではないものの、やはり反応の悪化やマウスカーソルの遊泳は引き続き発生しています。
これらの症状が起こると、短くても数秒、長いと10秒くらい待たされます。特に文章を書く仕事をしているときにはペンのインクが切れるようなもので、極めてストレスフルです。しかも、ランダムな頻度で突然やってくるので、まさに天災です。
ここでふと使用期間をふり返ってみると、無線は9.5ヶ月(8.5ヶ月+1ヶ月)、有線は13.5ヶ月ということで、1年弱~1年ちょっとであることが分かります。
つまり、1年前後で有線にしろ無線にしろ“もうろく”し始めるのではないか、という仮説です。
もちろん、どのように使うかによってこの期間は変わるのでしょうが、僕自身は使わない日はないので、本当にみっしりと1年ということなのでしょう。
自分の身体に次いで、毎日絶えず使い続ける道具なのですから、消耗品として割り切って買い換えていくしかなさそうです。
ちょうど先ほど、新しい有線タイプを注文したところです。
おまけ:ドライバが必要
なお、「ThinkPadトラックポイント・キーボード」を使用するには以下のドライバが必要です。製品には付いてこないので、以下からダウンロードして入手します。
ThinkPad トラックポイントキーボー ド – 製品の概要とサービス部品
↓有線・ワイヤあり
↓無線・ワイヤレス