見てすぐわかる通り、「食費」「住宅」「税・社会保障」「その他」が大きくなっています。
この中の「住宅」「税・社会保障」「その他」は基本的に削りようがありません。「その他」にはたとえば「セミナー会場費」など、私の仕事であっても発生する「業務経費」を入れています。
したがって、我が家で支出を削るとしたら、なによりもまず「食費」なのです(ちなみに「食費」には外食も、仕事での懇親会費用も含まれています)。
「食費」は意外に削れない
食費などというのは、簡単に削れそうなものだと思っていました。いわゆる「エンゲル係数」ですね。うちは高すぎます。グラフ的にも明らかです。
が、これがなぜか意外と減らない。削れない。
まあ、食道楽的な家族なんでしょう。困ったものですが、こういう性質というのはある程度避けがたい。ここが削れても他が伸びてきたりしますし。
と思っていたのですが、家計簿の付け方を少し変えてみたら、これが意外と下がってきたのです。
やったのは非常に簡単なことでした。
「店名ごと」に記録をつける
行くお店ごとに記録をつけるようにしたのです。
「西友」とか「ロピア」とか「成城石井」とか。
すると、これは主に奥さんに響いたことのようなのですが、「あのお店に毎月これだけ使うのは納得がいかない」となるようなのです。
つまり今までのように「食材」とか「外食」とつけるのではなくて、「店名」を費目に追加し、メインは店名別にしてみたというだけです。
すると、行くお店を変えるんですね。人間というのは面白いものです。
行くお店が変わると、支出が変わります。ある程度は、どこそこではこれはいくらだ、という記憶に頼って人間行動しますが、結局、あらゆるものを最安値で買うことはできないので、同じものでも「少しくらい高いもの」をついでに買ってしまいます。
そもそも店が変わると買うもの自体が変わったりもします。
「税金」などはどこで払っても同じですが、だからどうしようもないところがありますが、節約するには単純にお店を変えるだけでも効果があるというのは発見でした。
お店を変えるということを記録に残せば、ですね。
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