似た商品に「黒曜石」がありますが、リングマウス2はその名のとおり「マウス」としても使える点が特長です。
「黒曜石」は正式名称が「コクヨ パワポ操作用 フィンガープレゼンター」ということで「プレゼン専用」です。
▼黒曜石
ただ、僕自身はリングマウス2は「マウス」としては使わず「プレゼン専用」として使うつもりです。
では、プレゼン専用の「黒曜石」をなぜ選ばなかったのか?
理由は電源の問題です。
- 黒曜石:アルカリボタン電池(LR43)×1(連続使用:約15時間)
- リングマウス2:繰り返し使えるUSB充電式(連続使用:約10時間)
すなわち、
- 電池交換を気にする必要がある(認知リソース)
- 電池を買い置きしておく必要がある(物理的なスペース)
- 電池を交換する必要がある(時間と手間)
という“必要3連コンボ”を想像しただけで「うわ~」となってしまったからです。
それぞれ、認知リソース、物理的なスペース、時間と手間という各資源を消費してしまいます。
※認知リソースについては以下の記事をご参照ください。
「何かに注意を向ける」というのは、本来大量になる感覚器からの情報を、対応可能な量にまで絞り込むこと、と考えるとわかりやすい。そうすることで、重要な情報(少なくとも、一見「重要」とみなせる情報)への対応に自らの持つ「資源」を集中し、他の情報を無視することができるようになる。
もし、人間の情報処理の能力に限界がなければ「注意を向ける」などということはまったく必要ないだろう。周囲の環境から得られたすべての情報への対応に、同時に同じだけの資源を使うということも可能なはずである。
リングマウス2の外観と動き
以下、リングマウス2の外観と動きです。
外観
▼ミニUSBで接続。最近のデバイスはほとんどミニUSBなので汎用的に使えて便利ですね。
↓複数のデバイスをまとめて充電できる Anker PowerPort 4を持ち歩いています。
» 出張中のガジェット充電がはかどる Anker PowerPort 4
▼電源は側面にあるスイッチで切り替え。やや硬めなのでカバンの中などで誤ってオンになるようなことはないでしょう。
▼レシーバーは非常にコンパクトで、PCに接続しても邪魔に感じません。
↓ちなみに赤いシールは「シールハック」です。
» 「シールハック」でUSBケーブルの裏表を二度と間違えない!
▼レシーバーは本体に“装着”できるので、無くしたり忘れたりするリスクが抑えられています。
動き
▼真ん中のボタンは左クリックです。押すたびに「次のスライド」に進みます。
▼真ん中のボタンの表面を指で滑らすとマウスカーソルを動かせます(正直、操作性は良くありませんが、慣れの問題かもしれません)。
▼左側のボタンを押すとドラッグモードに切り替わります。上下に動かすことでスライドを前後に動かすことができます。
- 左側のボタンを1回押す(マウスカーソルが消える)
- 真ん中のボタンを指で下に滑らすと「次のスライド」へ
- 真ん中のボタンを指で上に滑らすと「前のスライド」へ
- 左側のボタンをもう1回押す(マウスカーソルが現れる)
左側のボタンがモード切り替えスイッチになっているわけです。
さっそく、今週末のタスクカフェで試してみます。
» サンワダイレクト リングマウス2 指輪マウス 5ボタン ボタン割り付け プレゼンテーション カウント切替 充電式 400-MA077