今回新発売となったのは、「BAMBOO Solo」と「BAMBOO Duo」の2種類。Duoの方は、ボールペンが一緒になっています。私はボールペンは不要なので、Soloを選びました。
まず、カラーが、ブラック、ホワイト、ブルー、レッドの4色から選べるのが楽しい。そして、ペン先が、導電性繊維でできているタイプのスタイラスなので、電池もペアリングもいりません。
箱のデザインが可愛い。中には、スタイラス本体と説明書が入っています。
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ペン先は、Adonitのスタイラスに比べれば太いですが、導電性繊維のスタイラスとしては細いと思います。替え芯も販売されています。ペン軸は、持ちやすい三角形をしています。
私の持っているデバイスである、iPhone 6s、iPad mini 2(Retina)、Kindle Fire HD 8の3種類で使ってみました。BAMBOO Soloの長さは、ちょうどiPhone 6sの対角線くらいです。一緒に持ち運ぶとしても、邪魔にはならないでしょう。
iPhoneアプリの「Tayasui Sketches」で描いてみたところ、思ったよりも一段ギュッと押しつけるにようにしないと、反応しませんでした。触れているだけではだめということです。少し斜めにして、普通に鉛筆で書く時くらいの筆圧で描く感じにすると、よく描けます。
ペン先の感触は、ふにふにしています。大ざっぱな文字書きはできますが、複雑な漢字は、思いっきり拡大しないと無理です。
iPad mini 2(Retina)では、Appleの「メモ」アプリを使ってみました。
画面が大きいと描きやすいです。描きやすい角度や力加減をつかむまでには、ちょっと慣れが必要そうですが、慣れてきたら楽しくなってきました。
Kindle Fire HD 8では、残念なが反応が鈍く、アプリを起動したり、ボタンをタッチしたりするのには使えますが、文字や絵を描くのには使えないです。カクカクしてしまって。ただ、Amazonのレビューを見ると、デバイスによって、かなり評価が異なるようですので、「使ってみないと使いやすいか分からない」ということになりそうです。当然、iPad Pro+Apple Pencilの組み合わせには勝てません。
しかしながら、汎用性の高いスタイラスですし、自分のデバイスとの相性が良ければ、とても快適に使えるという点で、スタイラスを探している人には、良い選択肢が増えたのではないかと思います。
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iPhone 7 はジェットブラックを選択したのものですから、発送は10月になるようです。スタイラスとの相性は、iPhone 6sとそんなに変わらないでしょうけれど…。
▼海老名久美:
フィーリング重視のテクニカルライター。個人ブログは「SPEAQ」。
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