具体的には、アイデアの記録手順に習熟しておくこと。
手元にiPhoneがあれば、FastEver(テキスト入力)やFastEver Snap(画像キャプチャ)を愛用しています。いずれも起動と同時に入力待ち状態(FastEver Snapは撮影可能状態)になるので、即座に記録を始められます。
PCに向かっているときであれば、Evernoteです。とにかくすべてをEvernoteに集めます。
思いついたら、Ctrl+Alt+NでEvernoteの新規ノートを開き、入力を開始する
Evernoteクライアントに切り替えて、新規ノートを作成する、というのでもいいのですが、その手間も惜しい。
そこで、何かアイデアを思いついたらすかさず Ctrl+Alt+N を押します(Windowsの場合)。
こうすることで、作業中のアプリが何であれ、Evernoteの新規ノート作成ウィンドウが開きます。
入力待ち状態になっているので、すぐにアイデアの記録を始められます。
思いついた日時と、その記録にかかった時間が記録に残る
Evernoteを使う理由は、アイデアを思いついた日時と、その記録にかかった時間が記録に残ることです。
別の作業中だったのに、アイデアの記録に夢中になるあまり、そのまま帰ってこられなくなることがあります。
作業記録に支障が出るわけです。
Evernoteに記録していれば、そのノートの作成日時を見ればアイデアを思いついた日時がわかります。言い換えれば、作業を中断した日時です。
また、同ノートの更新日時から作成日時を引けば、記録にかかった時間がわかります。
▼1月21日(木) 13:43に思いつき、その記録に14分(13:57-13:43)かかった。
当たり前といえば当たり前ですが、アイデアの“製造年月日”が明確になっていることはけっこう重要だと僕は考えています。
たとえば、「アイデアAはアイデアBよりも先に思いついたものだ」という事実が何かの判断基準になることがあるからです。