○○中心に生活が回っている、ようにするコツ

「○○中心に生活が回っている」という表現があります。

例えば「ブログを始めたら、ブログが中心に生活が回るようになりました！」とか。

これはどちらかというとポジティブな事態が起こっていることの表明です。こういう風に言えるということは、ハマれるものに出会えて喜んでいるはずですから、けっこうなことです。そんな人を探してみました。

「次へ」をクリックしても果てしなく回っている人が出てきます。いろいろな“中心”がありますね。

多くの場合、行き当たりばったり的に出遭って、結果として「中心」に据えられるわけですが、これを意図的にできるようになればさらにけっこうな話だと思います。

でも、自分がどんなことを中心に生活を回したいかを考えて、そうなれるように行動したとしてもなかなか思い通りにはなりません。

例えば僕自身は、片手間に始めたつもりのこのブログ（シゴタノ）が、いつの間にか中心になって生活を回すようになっています。日々の仕事や生活の中で「あ、これはシゴタノのネタになる！」と思ったらすかさずメモ。そして、実際にブログに書いてみると、書く過程でいろいろと考えたり本を読んだりすることでそのネタが自分の記憶の中をあっちにぶつかりこっちにぶつかりしながら通り抜けて、形を変えてアウトプットしていることに気付きます。つまり、ブログに書くことによって自分の中に“ひっかかり”が残るような感じです。見たり聞いたり読んだしただけでは記憶を素通りしてしまい、なかなかひっかからないのです。

そう考えると「ひっかかるかどうか」がポイントになりそうです。

ひとたび中心ができてしまうとなかなかその遠心力からは逃れられないので、できれば楽しく回され続けられるものだとよいです。そのためには、とことん没頭するしかなさそうです。なにしろ自分では回すことはできないようですから。何というか、風まかせ、です。

風まかせといえば、凧揚げに似ています。揚げるまではダッシュしたり風を読んだりといろいろ試行錯誤をしないといけないのですが、いったん揚がってしまえばあとは糸を軽くくいくいと引いてあげるだけで飛び続けます。

ただ、糸の切れた凧にならないように糸（意図）だけはしっかりさせておきたいですね。

○○中心に生活が回っている、ようにするコツ

» やっていて“ひっかかる”ことに注目する。