素材がとにかく、かわいいのです。
素材は、Xmasや旅行先などのテーマごとのキットに分かれています。
種類によって異なりますが、キットには、背景、ボーダー、スタンプなどが含まれています。基本のセット以外は、アプリ内ストアの「Kit Store」で購入する必要がありますが、1キット85円ですし、購入前にプレビューで中身を確認できるので、季節ごとに必要に応じて買い足せばOKでしょう。
注意点は、キットによって、Retina Displayに対応しているものと、未対応のものがあるということです。
一番上の画面ショットは、CHRISTMAS CHEERというキットのBackgrounds(背景)を表示したところですが、このキットはRetina Displayに対応しています。
スクラップブックを作ろうと思って購入したアプリでしたが、実は、スクラップブックではなく、グリーティングカード作りに使っています。
画像まま送っても良し、印刷しても良し
ScrapPadで作成したページは、画像をメールで送信したり、Facebookに投稿したりすることができます。
また、AirPrint対応のプリンターなら、アプリ内から直接印刷することもできます。
私は、AirPrint対応のプリンターを持っていないので、いったん、画像をメールで自分宛に送信してから印刷しています。
少し厚めの紙に印刷したり、印刷可能な和紙に印刷したりすると、まったく雰囲気の異なるカードができあがります。
ただ、自分が満足できる場所に印刷できるようになるには、何度か調整が必要かもしれません。
「スクラップブック」というとおり、1冊のファイルの中に、複数のページを追加できるので、ボーダーなどの飾り罫のみを配置したページと、思い切り飾り付けたページを作り、自分宛に両方の画像をメールして、Wordなどの画像を配置できるソフトウェアを使って加工してから印刷する、ということもときどき行います。
テーマごとにブックを増やすと、見た目もかわいくて、テンションがあがります。
たとえばお正月のような、日本の季節ごとの行事には対応していないのですが、クリスマスなら日本でも使えますし、学校、旅行、母の日、父の日、赤ちゃん、などのテーマは、日本でも十分に使えますよね。
「ScrapPad」で検索すると、無料で使える1テーマ版のアプリも用意されていますが、2011年からアップデートされていないのと、印刷ができない、Kit Sotreがない、広告が表示される、などの制約があります。
ただ、無料で試すことができるので、ちょっと使ってみるにはいいかもしれません。
Follow @kumiab
CraftPadで作業し始めると、あっという間に1時間くらい経ってしまいます。これとこれとこれを使いたい、と思って並べはじめても、思ったより綺麗な組み合わせではなかったり、意外な素材がテーマにぴったりだったり。失敗しても簡単にやり直せるのも、デジタルの良さです。
▼海老名久美:
フィーリング重視のガジェッターでライターで翻訳者。「シゴトに美味しいスパイスを」中の人。