ポモドーロテクニックっていう天才的手法がつい最近話題になったのは記憶に新しいところです。ていうか私が先週シゴタノ!に書いた記事です。
ワタクシ、ここ何日かずーっとポモドーロポモドーロ言っているわけですが、四六時中ポモドーロの事を考え続けて、ポモドーロをいっぱい実践してみて、色々と学ぶ事が出来ました。
今回は、そんな俄(にわか)ポモドーラーの私が、色々ポモドーロしてみて体験した知識などをシェアしてみたいと思います。
1日10ポモドーロとか相当キツい
一般的にサラリーマンの労働時間は1日8時間。ポモドーロテクニックは、25分集中して5分休憩。ちょー単純に考えたら、16ポモドーロ出来るわけです。理屈だけならば。
ポモドーロをもう少し調べてみると、4ポモドーロしたら30分くらい休憩しろ、って教えもあるので、その教えに従って休憩を取ると、12ポモドーロくらい出来るかもしれません。
しかし、これ、相当キツいっていうか、無理です。
ポモドーロしてる間はチョーマジメに集中する、って決めて、ちゃんと集中すればするほど、無理です。超人はどうかわかりませんが、凡人の私にはすごく無理でした。毎日10ポモドーロとかこなせたらかなーり凄いです。
私の場合、平均したら1日8ポモドーロすら「ちゃんと」出来てませんでした。
そのくらい「集中し続ける」のは、難しい。
ポモドーロ記録がすっげー自信になる
もう一つ、ポモドーロテクニックをマジメに試してみて、自分がどれだけマジメに集中したのか、っていう結果を見てみると、これがすんごい大きな自信になりました。
サボりキングな私は、とりあえずパソコンに向かって座ってるってくらいは簡単にこなせます。
しかし、マジメキングな私は、とりあえずパソコンに向かってるだけじゃなくて、「どのくらい働いたのか」という成果を知りたいのです。おれがんばったってニヤニヤしたい。
シゴタノ仲間な倉下大先生も書かれておりますが、ポモドーロを試してみると、自分がどれだけ「頑張った」のかを数える事が、すっげー簡単になるのです。今日「何ポモドーロ」したか数えりゃいいわけですから。この、数字で結果が出るっていうのは、すんごく大きな自信に繋がる。
数字を付けてみたりするとブログが長続きしたりするよ、という事を以前書いたりもしましたが、これをまねして、ポモドーロした回数とかも「通算」で数えてみたりすると、ちょっと頑張ってやろうかなっていうモチベーションになったりするかもしれません。
オレ、今年早くも100ポモドーロしたんだぜ、とか。なんかそんな感じで。
ちゃんと頑張らないと意味ないですけどね。
一番大事なのはモチベーション
ポモドーロポモドーロ言ってますが、どんな「仕事術」よりもなによりも、あらゆる出来事で「結果を出す」秘訣は、モチベーションをどうやって保ち「続ける」のか、だと思います。
短期間頑張るだけなら、はっきり言って、誰でも出来ます。しかし、誰でも出来る事を続けるのがちょー難しい。誰でも出来る事をずーっと続けると、それはもう、いつのまにか誰にも出来ない事になる。いつのまにか誰よりも凄い事になる。
とにかく難しいのはモチベーションの維持。
その方法さえあれば、別にポモドーロだろうがなんだろうが、手段は何でも良いわけです。
で、私の場合、とりあえず今ポモドーロが「面白い」から、ひたすらポモドーロポモドーロ言ってる。
そういう「だいたい遊んでるだけ」くらいの力の入れようでいいんじゃないかなぁ、と思います。
▼今週の一冊:
こんだけポモドーロポモドーロ書いたら、やっぱりこの本を紹介するしかありません。それはもう仕方がない事。
そういいながらこの記事は「ポモドーロ」しながら超マジメに書いた!
ていうか、今一番期待する「ポモドーロ」の成果は、これはこのくらいで出来そうだな、って見積もりが立てやすくなるであろう事。
ついでに、自分が1日何ポモドーロくらいこなせるのかがちゃんと把握出来てきたら、これでようやく「だいたい自分を把握する」ことが出来そう。
▼五藤隆介:
デジタル&シンプルライフLove。デジタルを最大限活用して「めんどくさくない」シンプルな生活を目指す。goryugo.comの中の人。