宅麺みたいなビジネスは商い(飽きない)の良い見本

カテゴリー: Journal

先日、AMNで開催された宅麺試食会に参加させていただいた。詳しくは、レポート一番乗りでしかも写真豊富だった生ビールブログさんのエントリーをどうぞ。

で、宅麺というのは・・・説明がメンドウなのでサイトからいんようしよう。


» 宅麺とは何か

宅麺とは、お店のラーメンの味をそのままご自宅にお届けする、 これまでに無かった全く新しいサービスです。

並んで食べたいけど忙しくてなかなか並べない、食べに行きたいけど遠くて気軽には食べられない。 そんな人達にラーメン屋さんの味を届けたいという思いが宅麺にはこめられています。

ちまたのスーパーで売っている、銘店の看板がついたラーメンを食べても、 それがお店の味だと思っている人は少ないでしょう。

工場で製造された濃縮スープの素をお湯で溶かす方法は、 即席めんの粉末スープと比べれば美味しいですが、お店の味とは全く違う味です。 宅麺では一切濃縮しない、職人が手間隙かけて作った手作りのスープ (ストレートスープ)をそのままパックにして、 冷凍便にてご自宅にお届けします。
ご自宅に届いた具材入のスープを湯煎してドンブリに移し、茹でた麺を入れて食べてみてください。

一度食べて頂ければ、スーパーで売ってる今までの生麺と比べて、 どれほどお店の味に近いか、宅麺が何を提供したいか、ご理解頂けると思います。 あっさり・こってり、太麺・細麺、とんこつ・魚介、醤油・塩・味噌、 お好きな味のラーメンを是非一度味わってみてください。。

ざっと500字程度の文章だけど、おそらく何回も何十回も、書いては消して削っては足して、を繰り返したのだと思う。こういう500字を書き上げられるかどうかですべてが決まるといってもいいくらい。書き上げられなければ、その程度。そういう試金石になる500文字。

たぶん、最後にマルが2つ付いているのにもきっと意味があるにちがいない。

宅麺のファンクションはすごくシンプルで、自分がまた食べたいと思ったラーメンをいつでも並ばずに食べられるようにすること。「自分」みたいな人が世の中に必ず何人かいるから、まずは自分とその何人かのためにビジネスを始める。あとは「いいね」でどんどんつながっていく。

最初の「いいね」を獲得するのが大変かもしれないけど、それは楽しさで乗り越える。

そもそも「いいね」は結果であって、目的ではない。

TEDの以下の動画は、最初のフォロアーが云々ということが盛んに言われているけど、それ以前に裸で踊っている先駆者が踊り続けているからこそフォロアーが現れる。


先駆者はフォロアーを集めるためにやっているわけじゃなくて、ただ裸で踊るのが楽しいから踊っているだけ。もちろん「フォロアー早く集まらないかなー」という期待もあるかもしれないけど、そういう下心があるうちはバカみたいにただ楽しいから踊っているという人には絶対に敵わない。

つまり、飽きないことをいかに素早く見つけて没頭するかが商いのスピードハックだと思うのです。

そんな、追うべき背中を見せていただいたことに感謝。


 
 

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起業つながりでオススメの2冊。合わせて以下で取り上げていますが、このエントリーを読み返したら改めて読みたくなりました。

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▼編集後記:

 いただいたラーメンはどれもおいしかったです。



▼試食会の“厨房”

▼井上琢磨社長

オフィスde宅麺」は、オフィスグリコのように手軽にオフィスでラーメンを、というコンセプトのようです。オフィ麺じゃないのか。自宅で仕事をしている人は普通に宅麺でいいですね。

 

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