前回の、何度も思い出すのが嫌だからGTDをするでは、とりあえず思いついたらメモしておこうぜ。まずはそれだけやってみたらいいんじゃない?という話でした。
ここで、もう一つGTDの素晴らしき教えを布教しようかと思います。
気になったことをメモる、に加えてもう一つ、これを覚えておくと凄く役に立ちます。
三つの事を同時に意識しておくのは難しいです。ていうか少なくとも私は無理。ですが、二個ならなんとかなるかと思います。
その、是非とも意識しておきたい第二の教えがこれ。
2分以内で出来ることだったらすぐやる
です。
だいたい2分を目安にする
2分というのは別に重要な数字ではありません。だいたい2分くらいと見込めればそれでOKです。
2分以内で出来そうだな、と思ったら、とりあえずやっちゃえ、と。
30分かかる事はすごく気合いがいるけど、2分で出来る事なら少しの気合いで実行できます。
2分で出来る事は、後回しにしちゃったほうがメンドくさいのです。
何故気になったらメモするのか?
今はそれが出来ない(物理的or精神的)もしくは、今それをやるのがメンドくさい、やりたくない。しかし、アタマの中に気になったモノを残しておくと、アタマの中がメンドくさいことになる。だからメモする。
これがメモする目的です。
ここに新ルール追加。
メモする前に「2分ルール」をちょっとだけ思い出す。
なぜ2分ルールを作るか
何か気になった、思いついた。
↓
やればすぐ出来そう。でも今やるのメンドくさい。
↓
でも、すぐ出来るちょっとした事を、いちいちメモしておくのもメンドクサイ。
↓
でも、メモしずに忘れると、アタマの片隅で気になってメンドクサイ。
↓
しょうがないからやる。
残念ながら、これが一番メンドくさくない方法。
残念ながら、すぐやる事が一番メンドくさくない。
仕方がないからここだけは気合いを入れる。
2分間の修行。
「ToDoリストを作る」とToDoリストに書く。これアホくさいですよね。100個ToDo作ってたら、5~6個はちょっとした事を済ませられそうです。
2分で終わる事を、いちいちメモるのに何秒かかるのかと問い詰めたい。
だから、2分でいま出来る事は整理する前にやっちゃう。
先日からこの意識を徹底したら、1週間も経たないうちに、すんごく部屋が片付きました。
だいたいGTDの注意
あくまでも「だいたいGTD」です。本気GTDは「収集」に専念するときはまずは収集して、その次の「見極め(処理)」「整理」の段階で行動せよ、というなんだか難しいルールもあったりします。
この方法は、とりあえず思いついた事に対して、効果的な行動です。
ふと何か思いついた時、何かが気になった時にに、2分で出来るかどうかちょっとだけ考えてみる。
そして、出来そうだったら「やる」
この意識を徹底する。
この「だいたいGTD」が気にくわない人、ちゃんとしたGTDが気になった人は、ちゃんと本を読んでみて下さい。最初に大いなる気合いは必要ですが「だいたいGTD」よりも大きな効果が得られると、自信を持ってオススメします。
まとめ
生きている限り、どうしてもメンドくさい事はついて回ってきます。
出来る事は、どれだけメンドくさい事を「小さく」「少なく」していくか。
「2分で出来る事はすぐやる」という教えもまた、メンドくさい事を少なくするためにすごく役に立つ事です。
参考書籍
▼今週の本
思いついたらメモる、を意識していくうちに「ライフログ」というものにハマってきています。
とにかく人生のあらゆる出来事を記録していく。
その事で、なにが面白いのか?なにが得られるのか?
ライフログって何を記録したらいいのか?
そんなことを教えてくれる本達です。
- 『ライフログのススメ』は「思想」
- 『人生は一冊のノートにまとめなさい』は「思想」と「具体例」
- 『iPhoneでライフログ』は「ツール」
上から順にオススメな感じです。
先週に引き続き「だいたい」って言いたくてたまりません。
すんごく意識して「だいたい」を減らしましたが、もっともっと「だいたい」って言いたい。
だいたい「だいたいって言いたいだけ」なんですけど。
▼五藤隆介:
デジタル&シンプルライフLove。デジタルを最大限活用して「めんどくさくない」シンプルな生活を目指す。goryugo.comの中の人。