アイデアメモはモチベーションの保管、ライフログはエモーションの保存

カテゴリー: アイデアの育て方



手帳でもスマホでもPCでも、そこに何かを書き残すときは、以下いずれかに分類できると思う。

アイデアメモは「いいアイデアを思いついた!」ときに、そのアイデアを遠くない未来に活用するために書き、
ライフログは「今日はこんな素敵な一日だった!」と一日を終えようとしているときに、その思い出を残しておくために書く。

このように改めて分類せずとも、誰しも無意識に使い分けていると思う。

これを意図的に意識的に使い分けたらどうなるか。

そもそも書くときのモードが異なる

アイデアメモを書いているときは、

というモード。

一方、ライフログを書いているときは、

というモード。

いずれも「忘れてしまう」ことを回避しようとしている点では共通している。

異なるとしたら、アイデアメモにおける「忘れないように」はその先に、

という「モチベーション」の保管という側面があること。

一方、ライフログにおける「忘れたくない」には、

という「エモーション」の保存という側面がある。

ちなみに、あえて保管と保存と別の言葉を使ったのは、次のような違いがあるから。

保持と保管と保存の違いをEvernoteのノートブック整理に活かす | シゴタノ!

従って、それぞれ別のツールに保管・保存した方がよい。

個人的には、

するようにしている。

大切なことの一部が大事なことになる

とはいえ、実際の運用においては、

という書き分けにはなっていない。

ではどうなっているかというと、

という二段階方式。

ちなみに、あえて大切と大事と別の言葉を使ったのは、次のような違いがあるから。

大切と大事をどう使い分けるかを決めておく | シゴタノ!

最初は大事かどうかは分からないので、大切だと思えることはとりあえず保存。

大切さが分かって初めて大事にできる。

そういう意味では、僕自身の解釈としては、大切なことの中に大事なことが含まれている、と捉えている。

従って、

という流れになる。

一晩寝かせることで、前日のエモーションが冷めてもなお燻り続ける強いモチベーションを感じるもの(=大事なもの)だけをピックアップすることができる。

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