「あとで読む」にコメント機能

カテゴリー: Journal

Webサイトを見ていて、気になったページはもっぱら「あとで読む」を使ってメールとして“取り込む”ようにしています。

ブックマークレットを登録しておくことで、ワンクリックで済むため非常に手軽なのですが、ちょっとした問題が2つ。

1つは、時間がたってからメールボックスに届いている「あとで」メールを見ると、「なぜこのページを取り込んだんだろう?」という疑問がわくことが時折あること。

もう1つは、間違えてクリックしてしまった時にキャンセルが利かないこと。届いたメールを削除すれば済むことですが、余計な作業が1つ増えるわけで、できればその場でキャンセルしたいところ。

そんな中、登録時にコメントを入力する機能が追加されたようです(以下)。

「あとで読む」でコメントを入力できるようになりました

 ●キャンセルができるので誤送信を防ぐことができる
  (ただし、ワンクリックの手軽さとトレードオフ)
 ●画面で選択しているテキストがコメントの初期値になる
 ●送信されるメールにはタイトルと本文が追記される
  (さらに、はてなブックマークとdeliciousに登録するリンクも追加される)

というわけで、先ほどの2つの問題が解消され、よりいっそう使いやすくなりました。

<関連>
「あとで」は元から振り分ける

例えば、

 1.「あとで」試してみたい(仕事のコツや便利なツールの紹介ページなど)
 2.「あとで」じっくり読みたい(長文記事など)
 3.「あとで」行ってみたい(お店やレストランのページなど)
 4.「あとで」購入したい(商品情報やアマゾンの個別ページなど)
 5.参考・備忘のために取っておきたい

他にもありそうですが、自分の「あとで」メールを振り返ってみて、パターン分けができたら、それぞれのパターンごとに別のメールアカウントで「あとで」に登録しておくと便利です。

GmailとThunderbirdを組み合わせて使う(5)

ネタ帳に該当するメール(アイデアとなりうる内容のメール)というのは、

 1.メルマガなど届いたメールでネタになりそうなメール( → Ideaフォルダに移動)
 2.「あとで読む」で届くメール( → 自動的に“ネタ帳フィルタ”を適用)
 3.思いついたこと( → 専用のアドレス宛てなので自動的に“ネタ帳フィルタ”を適用)
 4.本の抜き書きなど(「思いついたこと」と同様、自分の専用アドレス宛てに送る)

つまり、どんな内容であれ、メールの形にするわけです。例えば、hogehoge+idea@gmail.com宛てなど+付きの自分のGmailアドレス宛てにメールを送ることで、自動フィルタの対象になります。言わば、ネタ帳へのメール投稿です。

目的と役割に応じてツールを使い分ける

時々過去のブックマークを読み返すことがあるのですが、“賞味期限切れ”のブックマークがけっこう見つかってげんなりすることがあります。まさにこれは埋もれてしまっていたがために招いてしまった結果です(例えば、期間限定の美術展や映画など、「これは観に行きたい」というものがよく犠牲になります)。

そこで、4つのうち「2.タスク」にあたる内容については、「あとで読む」を使ってGmailに転送するようにし始めました。すると、

 1.ネタ帳としてのブックマーク
 2.タスクリストとしてのメールボックス

という切り分けができるようになります。

言ってみれば、ブックマークは納屋や倉庫のようなもので、必要に応じて引き出してくるところであり、どちらかというと寿命は長いと言えます。一方、メールボックスは頻繁に目にするところに置いておき、入れ替わりが激しく、寿命も短い、という分け方です。

既存の仕組みにパラサイトさせる

詳しい説明はサイトをごらんいただくとして、重宝しているのは以下の理由によります。

 1.現在見ているWebページをきっかけに思いついた「やりたいこと」を後回しにできる
 2.「メールの返信タイム」のルーチンに組み込むことができる

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