今日は、10回目のZONOゼミ(と勝手に僕が呼んでいるだけで、正式名は「グッドバイブス」セミナー、全回漏れなく参加してる)だったのだが、うっかりiPad Proを持ってくるのを忘れた。
仕方なく、代わりにiPhone 8 PlusのDynalistで要点のみメモ。
負荷と圧がかかる
メモは手書き(と言ってもApple Pencilだけど)の方が書きやすい。一方、アウトライナーは、書こうとしている内容と、どの階層に書くかを同時に考えないといけないので、負荷がかかる。
アウトライナー はどこか完成品に近い印象を抱かせるからかも。カチッとしたMECEな構造を正しく作り上げないといかん、という謎の圧がかかる。
デジタルの手書きメモだと書きたい場所に文字でもイラストでも矢印でも落書きでも自由に書き込めるし、画像も挿入できるし、後から切り取ったり移動したりコピーしたりもできるので、書くときの負荷が少ない。
頭の中をそのまま転写する(そんなことは不可能だけど)感覚に近い。
ちなみに、以下が実際にDynalistでメモした内容。
- 理路整然と支離滅裂
- 読まない、察しない
- 恐れと不安
- 最悪の想像をすることでメリットがある
- 恐れと不安があると集中できなくなる
- エネルギーを未来に放出してしまっている
- やってないことが増える
- やったことがないという理由で行動ができなくなる
- 未来の予測は過去の経験値をもとに行う
- やれてなかった過去がますますやれない未来を予測する
- 恐れと不安は自転車の補助輪
- ない方がむしろ楽
- おすすめ
- 何が怖いかのリストを作ること
- 〜したらどうしよう
- 起こるであろう不安とやってないことの不安の2つに振り分ける
- なかなか手がつかない仕事は最初にできることを1つ見つける
- 放置するのはダメ
- 何が怖いんだろう?と考え続ける
- 何が怖いかのリストを作ること
- グッド・バイブスの3段階
- 自分がグッド・バイブス
- 相手が何をしてもグッド・バイブス
- 許すしかない
- 自分は相手から奪われているから、犠牲になっているから
- 周りをグッド・バイブスにできる
- 意味付けとは?
- そうでない可能性があるにもかかわらず、そうであると結論付けること
- =選択肢を減らす
- 意味付けを手放すと選択肢が増える
- 福島正伸さんの「やり方は100万通り」に通じる
- これをすることでどんなメリットがあるかほど、僕たちにとってわからないことはない
- 何をすればいいのかの正解はわからない
- おかしなことをする人は例外なく恐れと不安を抱えている
- 相手の中にあるその恐れと不安を見ない限り、許すことはできない
- 「本来」という言葉が出てきたら、自分は何かを固定している、こだわり、かたまり、わだかまりがある、ということ
- 怒る
- 自分は正しい、という前提がある
- 自分の清廉潔白を示したい
- 怒ると、相手もまた怒る
- 怒ることにメリットがない、と分かればやらなくなる
- 「自分が正しい」同士ではいつまでも怒りが収まらない
メモした当の自分ならこのメモを読み返すことで“行間”を補いつつ記憶を再構築できるけど、数ヶ月先の自分が同じことができるかは自信がない。むしろ、誤った形で再構築をしてしまうかもしれない。
つまり、このまま(生のまま)では腐ってしまうので早急に“干物”に加工して日持ちする形に変える必要がある。
言うまでもなく、改めて加工する時間なんてない。
そうであれば、最初から日持ちする干物の形でメモを取るしかない。
デジタル手書きメモは日持ちする
以下は、普段のメモ環境(iPhone X、モバイルバッテリー、Apple Pencil、iPad Pro 10.5)。
先月(6月1日)と、4ヶ月前(3月9日)のZONOゼミのメモを見返してみたら、読み返すまでもなく一目で記憶がよみがえった。フラッシュのように。描いていたときの気持ちすらうっすらと思い出されたくらい。
イラストを描くと言葉の節約になる上に言葉を解釈する手間をスキップできる。言葉がソースコードだとしたら、イラストはコンパイル済みのロードモジュールで、脳にとっては処理しやすい、という感じ。
▼6月1日のメモその1
▼3月9日のメモ
一方、文字だけのメモはやや読み取るのに時間を要する。
まぁ、すべてのメモをイラストにする必然性はないのだが、イラストにできる=構造が理解できている=実行可能性が高い、という等号が成り立つ。つまり、コンパイルが通るということになる。
▼6月1日のメモその2(文字だけのメモ)
次回の「グッドバイブス」セミナーは、8月10日(土)
たまたま買ったドリンクに「Good Vibes」と書いてあった。
次回の「グッドバイブス」セミナーは8月10日(土)です、もちろんすでに申し込み済みです。
以下のZONOさんの著書を一読いただいたうえで参加されることをおすすめします。