仕事には何かと神経を使う場面が少なくありません。それゆえ自動化できるところは積極的に自動化して、なるべく脳への負荷を小さくし、常に一定の余裕を確保しておきたいためです。
住所や電話番号などは、何度も入力する言葉ですから、すっかり覚えてしまっているでしょう。
でも、覚えているからといって、それを入力する作業としての負荷は変わりません。タイプミスをするかもしれませんし、そもそもタイプすること自体が面倒だと感じることもあるでしょう。
そんなわけで、住所や電話番号以外にも、単語登録しておくと便利な言葉をいくつかご紹介します。
携帯電話番号
全角と半角と2種類登録しておきます。
メールなどでお知らせする際に、相手がPCメールの場合は、ディスプレイ上で読み取りやすいように全角に、携帯メールの場合は、そのままアドレス帳登録ができるように半角にします。
メールアドレス
会社のアドレスのほかにも、個人用、ネットショッピング用など複数使い分けている方も多いと思いますが、それぞれに短い言葉で変換できるようにしておくといいでしょう。
例えば、Webサイトを運営している方なら、info@hogehoge.com のようなアドレスをお持ちかと思いますが、このアドレスは「いんふぉ」で変換できるようにする、といった具合です。
クレジットカードの番号
セキュリティ上、あまり好ましくありませんので、全16桁のうち頭12桁だけを単語登録しておくとよいでしょう(それでも心配なら登録する桁数を減らす)。
残りの下4桁だけは記憶しておいて、ネットショッピングの注文画面で、この4桁を書き足すようにするわけです。
曜日
カッコつきの曜日です。例えば、僕は「(月)」や「(木)」は、それぞれ「げt」や「もk」などで変換できるようにしています。「げつ」や「もく」にすると、通常の変換の際に困るからです。
ちなみに、残りの読みは以下の通り。
- (火) → かあ
- (水) → すぃ
- (金) → きぃ
- (土) → どお
- (日) → にt
よく使うURL
メールアドレスと同様、よく使うURLも単語登録しておきます。
会社のURLはもちろん、紹介する機会の多い自分のブログのURLも簡単に呼び出せるようにしておくと、手間が減る分、紹介の頻度も自然と増え、それだけ多くの人の目に留まる機会も増えるでしょう。
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僕自身は本書を読んで以下の項目を導入・実践しています。
- デスクトップに置くものは3つまで
- フォルダ名のはじめは数字にする
- SnapCrab(スクリーンショットを取るアプリケーション)
- 数々の単語登録(k → 『、kk → 』など)
- 同音異義語を避けるためのテクニック
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