本を書くためのメモはEvernoteに取り込む



なんだかんだといって、Evernoteは必要です。これがなくなると、確かに困るでしょう。
Evernoteは「取り込みやすい」という第一の特徴があります。

取り込むだけに終わるとか、あまりにも雑多な情報アーカイブになるといった指摘はなされますが、

というのは事実です。

「取り込みやすさ」と「情報の一元化」

Evernoteの「取り込みやすさ」という特徴は、一朝一夕にできあがったものではありません。長い時代(といっても10年程度ですが)の中で流行のブラウザは変遷し、ガジェットも変わります。

私が初めて使い出した頃、主流のブラウザはFirefoxであり、主要なガジェットはまだガラケーでした。そのころから、非常にマニアックなガジェットからも、もちろんIEからも取り込むことに熱心だったからこそEvernoteは幅広いユーザーからの支持を集め、幅広いユーザーの支持があったから、幅広い取り込み先に対応し続けてこられたのです。

ところで、「本を書く」のにどうしてウェブクリップの柔軟性などが問題になるのか、と思われるかもしれません。

ここに「情報の一元化」の重要性があると思います。

気がつくとEvernoteにある

すべての人がそうだとまでは言いませんが、私は想像されているよりはずぼらな人間です。

取り込み先を意識的に変更するということは、それだけで十分面倒くさいのです。このことは、今後しばらくの間、デジタル情報活用における主要な問題であり続けると思います。

こういうルール作り自体は簡単ですし、やることは決して複雑でもありません。でも、気がつくとメモもEvernoteにあるというのが現実なのです。

こんなことを毎日のように繰り返していると、何かを保存しようと思ったらEvernoteへ入れてしまうのです。自分のメモだけScrapboxへなどという意識の変更は、決して容易ではないのです。

ですから最近私は、Scrapboxにメモを入れるという体制構築を目指しつつ、とりあえずEvernoteに放り込みっぱなしという事態も容認しています。

本当にScrapboxが便利に使えると実感されれば、やがてはScrapboxをもっと自然に使えるようになるでしょう。ならなければ、Evernoteにメモをし続ける形をとるでしょう。今のところはまだ「取り込み先」であるEvernoteが優勢です。

取り込んだ後でどう扱えるかというのは確かに重要です。しかし、それは取り込んでからでないと始まらないことです。

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「ほんの少しの工夫」と呼ぶには少々込み入っていると感じられるかもしれません。

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