もちろん便利に使ってはいたのですが、電源を完全に落としている状態から、電源を入れて、使えるようになるまで、かなり時間がかかるので、すぐに使いたいタイミングでサッと使えないもどかしさを感じていました。
もう少し使い勝手のよいモバイルルーターがあれば欲しいな、と思って調べていたところ、HuaweiのSIMフリーモバイルルーター「E5577」が、見た目も評判も良さそうです。しかも、ちょうどAmazonのプライムデーで、SIMとセットで安く販売されていたので、「使ってみたい!」という気持ちを抑えられず、ポチッとしてしまいました。
充電用のUSBケーブルや、簡単な説明書が入っています。
» Huawei SIMフリーモバイルwi-fiルーター E5577S ホワイト 【日本正規代理店品】 E5577S-324
機能そのものはシンプル
NEC Aterm 「MR04LN」は、SIMを2枚さすことができたり、11ac対応だったりと、「全部入り」に近いほど高機能です。ただ、私のふだんの使い方からすると、SIMを2枚さすことは結局なく、11acでの接続が絶対に必要というわけでもありませんでした。
それよりも、反応の鈍い画面をタッチする必要がなく、起動が速い(起動から30秒ほどで使えるようになる)「E5577」の方が、日常的に頻繁に使うには、便利だったことに気が付きました。
MR04LNを使っていたからこそ気づいた「自分の使い方」なわけですし、MR04LNを必要とするときが、また来るかもしれません。
ちなみに、UQ-mobileのSIMを使っているのですが、MR04LNとE5577では、させるSIMのサイズが異なるほか、APN設定を自分で行う必要があります。その点については、私個人のブログにメモ的な記事を書いていますので、必要な方は参照してください(「HUAWEI E5577でUQ-mobileを使うときのAPN設定 – SPEAQ」)。
3000mAhの大容量バッテリーでありながらコンパクト
E5577のひとつのウリが、3000mAhの大容量バッテリーです。別売りのアダプターを買えば、モバイルバッテリーとしても利用できるようですが、この機能はおそらく利用しないかなと思います。バッテリーは別に持ち歩いているので。
ただ、バッテリーが大容量でありながら、iPhoneと比べても非常にコンパクトで、バッグの中で邪魔になりにくいのは助かります。
MR04LNとは、カタログスペック上の重さは大差ないのですが、E5577の方が一回り小さい感じです。
便利なアプリが用意されている
E5577を管理しやすいアプリも用意されていました。「HUAWEI HiLink」というアプリで、Android版とiOS版が用意されています。
最初に、自分のルーターの管理画面にログインするためのパスワードを入力すると、ルーターと接続されます。
デバイスの情報が一目で分かって便利ですが、もっと便利なのは、「ツール」画面です。
E5577には、microSDカードを入れて、簡易ストレージとして使える機能があるのですが、そのストレージをこのアプリで管理できます。また、「ゲストWi-Fi」機能を使って、一時的に自分以外の人がルーターにアクセスできるようにすることも可能です。SMSを使う場合は、「SMS」から送受信ができるようです(SMS機能は実際には使ってみたことがありません)。
E5577本体の画面は、タッチ式ではないのですが、このアプリで十分便利に使えます。
Amazonでは、SIMと組み合わせてちょくちょくセール販売をしているようなので、今すぐ欲しいということでなければ、タイムセールを待ってみるといいかもしれません。
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UQ-mobileも、以前に比べて昼や夜の混み合う時間は、それほど速度が出なくなってきていると感じるのですが、iPhoneで使っている
▼海老名久美:
フィーリング重視のテクニカルライター。個人ブログは「SPEAQ」。
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