これなしでは始まらない、8年間愛用し続けている「ニーモシネ(Mnemosyne)A4 特殊無地」

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以前、A7サイズの小さなニーモシネについては「バッグに入れておいても荷物な感じがしないA7サイズの「ニーモシネ N193」」で紹介しましたが、今回は、私が8年間愛用している「ニーモシネ A4 特殊無地」について書きたいと思います。最も頻繁に使っていて、長年愛用しているにもかかわらず、あまりに身近になりすぎていて、きちんと紹介していなかったようです。

ニーモシネのラインナップや主な特徴については、公式サイト「Mnemosyne(ニーモシネ) 書くこと、考えることが仕事を創造的にする。」を参照していただくとして、飽きっぽい私が、こんなにも長い間使い続けている「A4 特殊無地」バージョンについて、その魅力を紹介します。

冒頭の写真でも分かるかもしれませんが、表紙が黒いので、ホコリや傷は付きやすいと言えるかもしれません。ですが、シンプルでシックなこの感じが、他のことの邪魔にならず、飽きが来ないのです。「他のこと」とは、色のあるペンだったり、思考だったり、一緒に持ち歩く小物だったりします。

» マルマン ノート ニーモシネ A4 無地 N181A


「A4 特殊無地」は、完全な無地ではありません。横にしたときの上方に、タイトルを入れられる細い罫線、中央を示す印、日付記入用スペースがあります。



そして、忘れてはならない「ミシン目」も。



「A4 特殊無地」の私個人の用途は、主に3つあります。

また、4つ目の使い方として、使い終わったページもさらに使います。

「考えをまとめるためのマインドマップを描く」は、読んだ通りです。こんな感じに、簡易マインドマップを描くのに使います。最近は、あまり凝ったマインドマップを描くことは少なくなりました。



「ホワイトボード代わりにする」も分かりやすいですね。ミーティングやセミナーなどで、簡易的なホワイトボードとして使います。ホワイトボードがない場合や、使えない場合を想定して、必ず持っていきます。現地で何も書くものがなかったら、途方に暮れてしまいますから…。

「ふせんを使ったグルーピングの台紙にする」は、ちょっと分かりにくいかもしれません。良いサンプルが残ってないのですが、セミナー用のテキストを作ったり、ワークを考えたりするときに、1ふせん1項目で、やりたいことや必須のことを書き出して貼り付けていき、それをグループ別に整理するときに使います。

1ページ内に複数のグループを作ることもあれば、1ページ1グループずつ作ることもあります。項目が多いときは、1ページ1グループにして、自分を中心に床に並べて、文字通り俯瞰して見てみたりすることも。ふせんを貼ったまま、クリアファイルに入れておけば、はがれる心配もありません。最終的には、テキストに落とし込みますが、グループを色別に分けて見るのに便利なのです。

また、最後の「領収書を貼る台紙にする」ですが、ニーモシネの紙は、とても質が良いので、使い終わったページをそのまま捨てるのがもったいないのです。とはいえ、なにかしら書いてしまっているので、裏紙としては使えない。そこで、7年間は保存しなければならない、領収書の整理に役立てています。

これなしでは、作業が始まらないほど、いつも使っているので、なくなったらどうしよう…と心配でもあります。

» マルマン ノート ニーモシネ A4 無地 N181A


▼編集後記:




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▼海老名久美:
フィーリング重視のテクニカルライター。個人ブログは「SPEAQ」。


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