毎朝「読了本の読み返し」を行う習慣、ただし最大6分まで

カテゴリー: 読書術


読書は、新刊よりも過去に読み終えた本を改めて読み返すことが多い大橋ですこんにちは。

毎朝のルーチンの1つに「読了本の読み返し」があります。

文字通り、過去に読み終えた本を読み返す習慣です。

ただ、じっくりと読み返す時間がないので、最大でも6分までとし、読み返すのは付箋を貼ったページを中心にしています。

最近は、『ユダヤ人大富豪の教え』を読み返しています(たすくまにリピートタスクを設定しています)。



以下のように付箋だらけなので、結局ほとんど飛ばさずに読み返しているのですが、最初に読んだときとは異なる読書体験になっており、そのギャップに新鮮さを感じています。



読み返しを通じた、9年前の自分との邂逅

そもそもこの本を最初に読んだのは今から9年前の2008年10月で、当時と今とでは置かれた環境はもちろん、自分自身のあり方も変化しています。

同じ本なのに、そこから読み取れるメッセージは微妙に違って感じられるのです。

その結果、当時とは違った発見も得られます。

著者の本田健さんには昨年お目にかかってお話しさせていただく機会があったり、メルマガを通じて最近(最新)の動向にも触れていることもあり、僕の中には当時にはなかったコンテクストが形成されています。

違った発見が得られないほうがおかしいでしょう。

だからこそ、読み返す価値があると言えます。

↓本田健さんのメルマガについては以下の記事で詳しくご紹介しています。

» 本を選ぶときに参考にしているメルマガ2誌


改めて心に響いた文

以下、本書を読み返しながら改めて心に響いた文を載せておきます。


読み返しを通じて「自分」をよりよく知る

「自分」とは今後も引き続き連れ添って生きていくわけですし、ここからしか何ものをも生み出せないことを考えると、いくら知っても知りすぎることのない対象と言えます。

特に、9年前と今とのギャップを知り、9年前から今に至るまでの軌跡を辿ることで、そこに再現可能な「やり方」を1つでも多く見つけ、拾い集めること。

これらをもってしか、9年前と今との間のどこかのポイントで今まさに奮闘している人の役に立つことはできないでしょう。

逆に言えば、この範囲外にいる人の役に立つのは難しいので、ひたすらこの範囲内にのみ集中すればいいということでもあります。

ただ、それでも、残された時間は多くはありません。

すべての本を読み返すことはできないでしょう。

果たして、どこまで行けるか。

↓2017/03/22(水) 補足記事を書きました!

» 「読了本の読み返し」という習慣の意義、一瞬チラッと目をやるだけでもOK



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