オーディオテクニカの音が好きなので、オーディオテクニカから、Bluetoothで、高くても1万円くらいで、デザインも良いヘッドホンがないかしらんと思ったところ、一年の間に、私のような者向けのいい感じの製品が発売されているではないですか。それが、「ATH-AR3BT」です。
「がんばって、もう一つ上のクラスの「ATH-AR5BT」にしてみちゃう?」とも思いましたが、「ATH-AR3BT」にはホワイト×シャンパンゴールドのデザインがあるのに、「ATH-AR5BT」にはなかったので、デザインと価格が決め手となり、「ATH-AR3BT」になりました。
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» オーディオテクニカ ワイヤレス対応ヘッドホン(ブラック・ゴールド)audio-technica ワイヤレスヘッドホン ATH-AR3BT-BK
セットになっているものは、ATH-AR3BT本体のほか、充電用ケーブル、バッテリー切れでも安心なコードの3点です(もちろん説明書もありますが)。iPhone 7の場合は、コードがあってもつなげないので、おそらくこのコードの出番はないでしょう。
「ATH-WS33X」は、かなりプラスチック感が強くて、カシャカシャした感じでしたが、「ATH-AR3BT」はそこまで安っぽい感じはせずに一安心。ホワイト×シャンパンゴールドのデザインは美しく、全体的に洗練されていて無駄がない印象です。「R(右)」「L(左)」の表記はヘッドアームの内側にグレーの字で書かれています。
右側に電源スイッチ、左側に音量調節などができるつまみがあります。どちらも立体的で、指の腹で操作できるので、ネイルをしている人でも困らないかと思います。
通話もできるのですが、例によって、通話する相手がいないので、通話機能の善し悪しについては分かりません。
YouTubeなどのムービーを見る場合は、とても聴きやすい、クセの少ない感じの音なのではないかと思います。低音が響くのが好きかどうかにもよりますが。あまり音を大きくすると、低音がビリビリ割れてきますので、適度な音量で聴くというのが合っているヘッドホンです。
今回も、iTunesのイコライザを調整して、この「ATH-AR3BT」専用の設定を作りました。「ATH-WS33X」と同じでも良いかなと思ったのですが、よく聴いてみると、いまいち満足できないので、少しずついじってみました。
iPhoneにこの設定を引き継げないのが残念でしかたありません。
それはともかく、折り畳むとコンパクトに持ち運べるので(持ち運び用の袋は自分で用意する)、外で音楽を聴く際にも活躍しそうです。
1時間ほどなら、連続して装着していても耳が痛くなりません。もっと連続して着けていると、どうかは分かりませんが、私の頭のサイズと、欲しい圧迫感のバランスがちょうど良いので快適です。
1万円程度のワイヤレスヘッドホンで、有線でも使えるコードが付いていて、Bluetooth標準規格Ver.4.1準拠、aptXにもAACにも対応しており、音楽再生時の最大連続通信時間が30時間と高スペックですから、十分なのではないかと思います。
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Follow @kumiab
ワイヤレスに慣れてしまうと、有線のヘッドホンを使っていたことを忘れて、急に立ち上がってMacBookを引っ張ってしまったり、いろいろおっちょこちょいなことをしてしまいがちです。ワイヤレスのヘッドホンに変えて、やはりもう有線には戻れないと感じました。
▼海老名久美:
フィーリング重視のテクニカルライター。個人ブログは「SPEAQ」。
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