「目標」について改めて考える一冊

カテゴリー: R25世代の知的生産



年末年始にぴったりな本を上梓しました。

» 「目標」の研究[Kindle版]


タイトルの通り、目標を研究する本であり、ちょっと奇妙な実用書でもあります。

概要

目次は以下の通り。

一見多く見えますが、全体で4万字ほどですので、案外あっさり読めるかもしれません。

目標についての基本的な要素を確認し、それが持つ弊害も踏まえた上で、新しい目標との付き合い方を考えるという流れになっています。最後に少しだけ「夢」についても触れています。

その他の話については、以下のランディングページも合わせてご覧ください。

» 「目標」の研究 | Official Website


補足

概要とは少し違った話を補足しておきます。

私が考えるに、ビジネス書・ノウハウ書にはある種のジレンマがあります。それは「熱」を持ちすぎている、ということです。かといって学術書ではそれが冷めすぎていて取っつきにくさがあります。

だったらその中間は? と考えると、非常に生ぬるいものしか生まれてきません。

その構造的な問題をどうにかできないか、と考えて生まれたのが本書です。

これはちょっとわかりにくい話かもしれませんが、本書を頭から最後までお読み頂ければ、実感としてわかるかと思います。

あくまで直感的な話ですが、ビジネス書・実用書の書き方って、まだまだ探求の余地があるのではないかと、そんなことを考えております。

さいごに

本書は、二ヶ月に一冊電子書籍の新刊を発売するという「月刊くらした」計画Zの6冊目を飾る一冊で、つまり最後の一冊でもあります。実際は、締切に遅れまくって二ヶ月に一冊どころではなかったのですが、とりあえず6冊の本を発売するという「目標」は達成できました。

この企画の一年目である、「月刊くらした」計画(一ヶ月に一冊電子書籍の新刊を発売する)では、12冊(+1冊)を発売したので、トータルで18冊(+1冊)まで辿り着きました。改めて振り返ってもなかなかすごい数です。

でもって2017年は、三ヶ月に一冊のペースで電子書籍を発売する予定__というか目標__を立てていますので、そちらもよろしくお願いいたします。

» 「目標」の研究[Kindle版]


▼編集後記:




季刊誌「かーそる」の創刊号も発売できましたし、こうして月くら計画Zも達成できました。いろいろ遅れはありましたが、とりあえずすっきりした気分で年末を迎えられそうです。


▼倉下忠憲:
新しい時代に向けて「知的生産」を見つめ直す。R-style主宰。

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