それは、映画を観る専用のデバイス。
贅沢な感じもしますが、映画はFire HD 8でしか観ない、と決めることでほかのデバイスから映画関連アプリ(NetflixやAmazonビデオ)を心おきなく削除することができました。
Fire HD 8は外に持ち出さない方針にしたので、出先でちょっと時間が空いたときに、今まではうっかりiPhoneやiPad miniが手元にあれば映画を観ることができてしまっていたところ、難なくブロックできます。読書やPocketやInstapaperなど、空いた時間を埋めるものはいくらでもあるわけです。
逆に、自宅でリラックスできるなら、Fire HD 8で映画を観ます。
Fire HD 8の画面比率は映画視聴に最適
今まではiPad Airで映画を観ていました。
それが、Fire HD 8で観るようになってから、iPad Airは“額縁”の面積が大きかったり、画面の上下に黒い余白がたっぷりとあったりして、デバイスの大きさに比して画面の占有率が低く、要するにムダにデカいということに気づいてしまったのです。
一方、Fire HD 8の、やや横長なサイズはまさに映画の画面比率(アスペクト比)にぴったりで、画面がムダなく使えています。
以下、iPad Air、Fire HD 8、そして比較のためにiPad miniの3つの画面サイズと映画が表示される画面サイズを図解してみました(PowerPointにて作成)。
▼iPad Air:195mm×109mm
▼Fire HD 8:172mm×100mm
▼iPad mini:159mm×89mm
“額縁”があると錯覚を起こすので、画面だけを切り出して並べてみました。
こうして並べて比べてみると、Fire HD 8の「細長さ」が際立ちますが、これが映画の画面比率にぴったりな由縁です。
▼実際の映画の画面を、Fire HD 8とiPad Airの両方で表示させて並べてみました(フリンジ)。
▼iPad miniとFire HD 8(フィアー・ザ・ウォーキング・デッド)
└iPad miniは画面上下の黒い余白が大きく感じられます。
iPad AirはFire HD 8より約100g軽い
当然、重さも違います。
- iPad Air 2 :437g(Wi-Fi版)
- Fire HD 8 :341g
- iPad mini 3:331g(Wi-Fi版)
- iPad mini 4:298g(Wi-Fi版)
iPad AirはFire HD 8より約100g軽いです。Fire HD 8とiPad miniはほぼ同じと言ってもいいでしょう(現時点で最新のiPad mini 4は300gを切ってきたので、ほぼ同じとは言いづらいですが…)。
そうなると、Fire HD 8はiPad mini並みの重さで、iPad Air並みの映画視聴体験が得られる、ということになります。
ちなみに、Fire HD 8は軽くて横長(=安定感がある)なので、キッチンのこういうところにも置けてしまいます(落ちる可能性があるのでオススメしませんが!)。
↓お風呂場にも持ち込めます(要ジップロック)。
↓今まではFire HD 8より100g重い、大ぶりなiPad Airを持ち込んでいました。
スピーカーが側部(長辺)についているのも映画視聴に好都合
さらに、iPad Air(miniも)はスピーカーが底部(短辺)についているのに対して、Fire HD 8は側部(長辺)についているため、画面を横にすることになる映画視聴時においてはFire HD 8のほうが良い視聴環境になります(iPad Airの場合は、右側または左側から音が鳴るのです)。
▼iPad Air(miniも)は底部(短辺)にスピーカーがついているので…
▼Fire HD 8は側部(長辺)にスピーカーがついているので…
まとめ
まぁ、iPad Proの12インチという「至高の域」は存在するわけですが、長時間ずっと両手で持って視聴する(例えば、新幹線や飛行機の中など)というシーンを考えると、コンパクトさと画面の広さの両立を実現しているFire HD 8はほどよいポジションを獲得していると思います。
「どこでも映画を観たい、でもiPad Airは重い、かと言ってiPad miniだと小さい」という要求に対しては、Fire HD 8がベストマッチというわけです。
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※Fire HD 8はすでに販売を終了しています。