そして、この計画(?)の真打ち登場です。12インチのMacBook(ローズゴールド)。購入した機種のスペックは、次の通りです。
12インチ MacBook(ローズゴールド)
- 1.1GHzデュアルコアIntel Core m3(Turbo Boost使用時最大2.2GHz)
- 8GB 1,866MHz LPDDR3 SDRAM
- 256GB PCIeベースオンボードフラッシュストレージ
- Intel HD Graphics 515
- バックライトキーボード (US)
このためにiMacを手放したので、現在は、MacBook ProとMacBookの2台体制です。
持ち運ぶのに、MacBook Proでは重すぎると思っていて、iPad Pro 9.7インチ+キーボードの組み合わせを購入しようかと迷っていました。ポチっとする直前までいったのですが、「待てよ」と。
私が外でやりたいことは、原稿をガシガシ書くこと。しかしながら、iPadすなわちiOSの入力システムでは、予測変換がじゃまをして、キーボードを使ってガシガシ書くことは、かなり困難。本来やりたいことが、iPadではできないではないか、と。
とは言え、MacBookは可愛くない(ローズゴールドがないから)。MacBookにローズゴールドがあれば…。そのように、迷っていた矢先に、MacBookローズゴールドが発表されました。私の念が通じたのでしょうか(笑)
MacBookローズゴールドの第一印象は、
- やっぱり軽い!
- ローズゴールド綺麗!
- 思ったよりチープな感じ?
MacBook Proの半分とまではいきませんが、やはり、1kgを切るというのは軽いです。ローズゴールドの色が見えるように、クリアタイプのハードケースを着けたので、持ち歩くときは1kgくらいになっているかと思いますが、それでも、MacBookをカバンに入れたまま、Ingressで1万歩歩いても、MacBook Proの時ほど消耗しませんでしたので、この差は大きいです(そもそも、MacBook Proを持ったままそんなに歩く気もしませんでしたが)。
そして、ローズゴールドの色はいいですね。仕事前に、テンション上がりますから。12インチというのも、丁度良いサイズ感です。MacBook Proの13インチより一回り小さく、カフェのテーブルで広げても圧迫感が少ない。コーヒーカップを横に置く余裕もあります。ただ、思ったほど高級感はなかったです。個人的な印象ですが、「塗装した」感じがすごくあるといいますか。それは、閉じた状態よりも、開いたとき、キーボード周りが特にそう感じました。それも、見慣れればどうということもないのですが。
性能面でも、MacBook ProやiMacを使ってから、このMacBookを使うと、「やっぱりパワーが全然違うなあ」と実感しました。だから、「テキストメインの仕事に使う」とタイトルにしたほどです。MacBook Proで仕事をしている時は、20〜30個くらいのアプリを常に起動していて、それらを切り替えて使っています。メモリも16GBまで積んでいるので、ほとんど不便を感じません。
しかし、MacBookでは、テキストエディタ、Affinity Photo、メール、Fantastical 2、Chromeのほか、常にバックグランドで動かしている、普段は起動していることも気にしないアプリ(キーの割り当てを変更するアプリや、Dropbox、Boxなど)などを起動しておくと、あっという間にもっさり動作になってしまいます。メモリを開放しようにも、開放の余地がない。
そこで、本当に最低限のテキストエディタとAffinity Photoだけにして、EvernoteもWeb版を使って、ノートはダウンロードしてこないようにしました。おそらくCPUの処理能力は、この程度の作業には十分なので、メモリだけもう少し欲しかったですね。選択の余地がありませんが…。
キーボードの打鍵感は、なるべく手にかかる負担を減らしたい身としては、キーの浅さがありがたいです。MacBookでひとしきり仕事をしてから、MacBook Proに戻ると、指にかかる力が「重い」と感じます。エレクトーンを弾いてからピアノを弾く時の感覚に似ています。逆に、MacBook Proで仕事をしてから、続きをMacBookでするときには、強く叩きすぎて、バチバチバチバチ結構な音を立ててしまいます(笑)
このくらいの不満はありますが、「軽くて可愛い」のが何よりで、外で仕事するのも苦にならなくなりました。
Follow @kumiab
MacBookの購入資金に充てるため、最近は使わなくなっていたiMacを買取に出しました。以前は、必ずiMacの前に座って仕事をしなければならない状態だったのですが、仕事の内容が変わってきて、どこででもテキストさえ入力できればOKなことがほとんどになったため、ここ1年半ほどは、アップデートのためにしか起動していませんでした。フリーになってから、変わらないようでいて、変わっていくんだなあとしみじみ感じた出来事でした。
▼海老名久美:
フィーリング重視のテクニカルライター。個人ブログは「SPEAQ」。
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