毎日書いていたわけではなくて、舞台を見に行くなどのイベントがある日や、仕事が混乱していて、やることが山積みの日などに書いているようでした。「ようでした」というのは、読み返してみると、感動したり、焦ったりしたことが書かれているので、そういう時に書きたくなったのだと思うからです。
今は手書きでは日記を書いていなくて、せいぜい、チケットの半券を手帳に貼り付けるくらいしかしていないのですが、5年前の日記を「発見した」ことで、手書きの日記の良さを見直しました。
たとえば、仕事でミスをしたところが、オレンジの×印と共にリスト化してあったり、ピンクの文字でうれしいことが書いてあったりします。丁寧に書いていたり、書きなぐってあったり。その時の心情が、一目瞭然なのです。
» トラベラーズノート リフィル 日記 ニッキ 005 14255006
» トラベラーズノート Traveler’s note book 茶 チャ
使っているのは、トラベラーズノートの「日記」リフィルや無地のリフィルで、スタンプやマスキングテープもふんだんに使っています。個人的な日記なので、中身をお見せすることはできませんが…。
だいたいは、自分の記憶と合っているのですが、「そういう経緯だったのか」とか、「え、そんなことしたっけ?」と思うような事実も分かり、たった5年前のことなのに、だいぶ記憶が混乱したり薄れたりしていることが分かりました。
デジタル化されたテキストを、検索すれば出てくるというのは、便利なことは確かなのですが、何年も経ってから読み返すとき、手書きで書いてあるのっていいなあと実感しました。昔の自分をちょっと褒めたくなると同時に、なぜ、最近それをやっていなかったのか!と自分を責めたい気持ちにもなります。
空いてるリフィルがなかったので、早速、新しいリフィルを取り寄せました。また、数年後の自分が楽しめるような、手書きの日記を再開します。
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▼海老名久美:
フィーリング重視のガジェッターでライターで翻訳者。「SPEAQ」の中の人。
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