ちょっとしたことですが、毎日のことなので煩わしく感じており、かといってカギの専門業者を呼ぶほどおおごとでもないような気がして、悶々としていました。
少し調べてみたところ、ある意外なモノを使えば簡単に解消できることがわかり、さっそく実行。
結果、スムーズにカギの抜き差しができるようになりました。
ある意外なモノとは?
答えは以下。
そうです、どこにでもある鉛筆です。
鉛筆をカギの表面にこすりつけて粉をまんべんなくいきわたらせます。
カギがほんのり粉まみれになった状態で、おもむろにカギ穴に抜き差しを繰り返します。
すると、次第に動きがスムーズに。
不思議ですね。なぜでしょう?
黒鉛が暗躍していた
鉛筆を使う方法は以下のサイトで知りました。
鉛筆の芯を鍵の溝や凹凸部分に塗りこむと動作が改善することがあります。活躍してくれるのは、芯に含まれている成分の黒鉛。鍵穴専用の潤滑剤にも黒鉛が使われているので、手軽な鉛筆でこれを代用しようというわけです。
量が多いほどすべりがよくなるため、Bや2Bなど濃いものを使用しましょう。その場で何度か抜き差したら、鍵についた黒鉛は拭きとって構いません。
カギ穴の潤滑剤は乾式なのですね。
最後に黒鉛を拭き取ります、手が黒くなる前に…。
ただし、効果は「一時的」
先ほどのサイトより。
鉛筆の芯でも代用できますが、あくまで代用であり、効果は一時的です。きちんとメンテナンスするなら鍵穴専用の潤滑剤を使いましょう。さまざまな商品が市販されていますが、できるだけ錠前メーカーの専用品を選ぶことをオススメします。また、鍵穴を掃除した後に使用するとより効果的です。
とのこと。専用の潤滑剤を使った方がよいようです。
とりあえず以下のスプレーを購入。
» MIWA 鍵穴専用潤滑剤 スプレー 3069S プロ仕様 白
やってはいけないこと
当初は潤滑剤「KURE5-56」をカギ穴に注入すればよいのではないか? などと思っていたのですが、試す前に調べてみたら、それは御法度とのこと。
» KURE [ 呉工業 ] 5-56 (320ml) 多用途・多機能防錆・潤滑剤 [ 品番 ] 1004 [HTRC2.1]
ふたたび先ほどのサイトより。
鍵穴専用の潤滑剤が手元にないからといって、他の使用目的に使うものや、食用油などで代用するのは避けましょう。改善するどころか、鍵穴が錆びたり、中にたまっているゴミが固まったりと、かえって悪くなる可能性が高いです。
危なかったです…。
まとめ
カギがカギ穴から抜けにくくなったときの対処法、
- 応急処置は鉛筆で。
- その後は専用潤滑剤を。
前に進むための“カギ”は意外なところにあるものです。
» MIWA 鍵穴専用潤滑剤 スプレー 3069S プロ仕様 白