そこで、修復した箇所を覆う襖紙を探していたところ、Amazonで、たまたま目に飛び込んできたのが、シート式のホワイトボードでした。
中でもこのセーラー万年筆の「どこでもシート」というのは、どうやら静電気でどこにでも貼り付けることができる、薄いシートになっているということで、あまりに気になったので注文してみました。
きちんとサイズを見なかったのですが、意外に大きくてちょっと驚きました(笑)幅60cmの20m巻きで、80cmごとにミシン目が入っているので、簡単にカットできます。
巨大なサランラップみたいな箱に入っていて、必要な分を引き出して使います。
シートの厚みは0.05mm。
本当に薄いです。
めくって撮影してみたのですが、薄さが伝わりにくいかもしれません…。
そして、見事に襖の紙の上にもひっつきました!ガラスなどのツルツルした面に貼る方が、シートが動きにくく、はがれにくいとは思いますが、襖にも張り付くものって、そうはないので思いがけず興奮してしまいました。
もちろん、普通のホワイトボード用マーカーで書けます。
とても薄いので、はさみでスーッと、きれいにカットできます。
書いた後、放置してしまうと、マーカーが乾いて、ホワイトボードマーカーでは消えなくなりますが、キッチン用除菌アルコールを含ませたティッシュで、アルコールをインクに含ませるように拭いたところ、きれいに落ちました。
薄いため、襖紙の模様が透けて見えますが、襖の汚いところを覆って、動画に映らないようにするということにも使えましたので、一石二鳥です。
25枚分も入ってるので、どこに貼ろうかと思案中です。
▼海老名久美:
フィーリング重視のガジェッターでライターで翻訳者。「SPEAQ」の中の人。
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