珍しく、わりとピュアなノウハウものです。
タイトル通り、ブログにおける「書評記事の書き方」を解説しました。
概要
『BlogArts』は、手とり足とり記事の書き方を教えていくシリーズではありません。ノウハウを数十個集めた本でもありません。すぐに役立つ書評テンプレートも、どこにも見当たりません。
ですので、本書を読んでも、即座にすばらしい書評記事が書けるようになったりはしません。
ただし、「書評ってなんだろうな」というのを考える上で役立つ一冊にはなっています。
- 書評と読書感想文の違いは?
- ブログにおける書評記事の在り方とは?
- 書評記事を書くときのコツは?
こうしたことに疑問をお持ちなら、何かしらヒントが見つけられるでしょう。
初心者向け
本書は、初心者向けの内容です。
すでに書評記事をたくさん書いておられる方には、あまり役立つ内容は含まれていません。逆に、これからブログで書評を書こうと思っている(そして、まだ書けないでいる)方には、助力になる要素がたくさん見つけられるでしょう。
※アクセス数を集める方法に関しては期待しないでくさださい。
トータルで5万字オーバーの本書ですが、ノウハウ部分は2万字ほどしかありませんので、一日あれば読み切れるかと思います。
ちなみに、ノウハウ部分の目次は以下の通り。
- Part 1 書評記事の書き方
- Lesson 1 そもそも書評とは?
- Lesson 2 本の紹介における視点
- Lesson 3 価値としての批評
- Lesson 4 ネタバレ
- Lesson 4.5 引用の要件
- Lesson 5 書くことを引き出す7つの質問
- Lesson 6 タイトルの付け方
- Extra Lesson
何かしらピンとくるものがあれば、チェックしてみてください。
目次の全体および、その他の詳細については、以下のランディングページをご確認ください。
» 書評記事の書き方
さいごに
話はズレますが、本書でトータル11ヶ月連続で電子書籍の新刊発売が達成できました。
来月号で一年となります。
大半は過去原稿を利用していますが(つまり、純粋な書き下ろしではありませんが)、それでもなかなかタフな作業でした。知的生産マラソンです。
無事来月号が発売できましたら、その辺りのノウハウについてもまた書いていこうと思います。
▼倉下忠憲:
新しい時代に向けて「知的生産」を見つめ直す。R-style主宰。