ただ、何も貼らない日の方が多く、かといって、毎日日記を書くほどマメではないため、なん
となく寂しいダイアリーになってしまいました。
そこで今年は、無地のノートにその都度日付を書いて、スクラップブックにしようかと考えていましたが、1日1ページ(または1日数ページ)という使い方がどうもしっくりきません。
1週間が見開き単位で見られて、いかにもビジネス向けのスケジュール帳ではなく、おしゃれでかわいくて、なるべく安くて、できればシールやはんこやマスキングテープなどを貼ったら見栄えがする紙が使われているといいなと、こんなわがままな条件の手帳を探して、Webサイトを渡り歩いていました。
そうしたら、あったのです。
条件にぴったり合う手帳(のようなもの)が。
それが、マークスの「スクラップスケジュールブック」です。
スケジュール帳のようでもありスクラップブックのようでもある
マークスには「スクラップホリック」というスクラップ好きにはたまらないシリーズがあり、「スクラップスケジュールブック」は、そのシリーズのラインナップの1つです。
表紙は厚くしっかりしており、ブラウン、オリーブ、レッドと3色が用意されています。
中身には、クラフト紙が使用されていて、はんこやペンのインクが素早く吸収され紙によく馴染みます。
日付フリーのため、自分で日付を入れる必要がありますが、日付の縛りがない分、いつからでも使い始められます。
予定を管理するスケジュール帳としても使用できますが、どちらかというと、終わったイベントを振り返りながら、思い出をスクラップしていくという使い方の方がしっくりきます。
ブックを開いた状態では、A4サイズより一回り大きいサイズとなり、貼ったり書いたりするスペースはたっぷりあります。
持ち歩くには少し重い気がしますが、持ち歩けないことはありません。
なんでも貼り付けたくなる
クラフト紙がスクラップ魂を揺さぶるのでしょうか、手元にある雑紙やシールなどをなんでも貼り付けて、ページを飾りたくなります。
iPhoneで撮影した写真も、いろいろなサイズで印刷してから切り抜き、スケジュールブックに貼り付けています。
凝ったフレームが使えるアプリを使って写真を加工すると、スケジュールブックに貼るのがさらに楽しくなります。
また、先日の記事でご紹介した、ザイロンのシールメーカーを使うと、気に入った紙を簡単にシールにできるので、これまたページを楽しく飾るのに重宝しています。
思い出を貼り付けるのに、普通の手帳では物足りないと思っている方は、「スクラップスケジュールブック」を試してみてください。
時間の経つのも忘れて、スクラップに没頭してしまうかもしれませんが、それもまた楽しいものです。
▼海老名久美:
フィーリング重視のガジェッターでライターで翻訳者。「シゴトに美味しいスパイスを」中の人。