紙類をデジタル化しておけば、物理的に紙類を保存しておくスペースを節約できますし、経年劣化の心配もありません。
しかしながら、それでも、紙は紙のままで残しておきたいものはあります。
たとえば私の場合、舞台のチラシや写真入りの雑誌記事などがそうです。
大切にとっておきたい紙類をできるだけ劣化させずに保存しておくには、どうしたら良いかと考えた結果、ラミネーターを利用することにしました。
私が使っているのは、A4サイズまで対応のOHM LAM816という機種ですが、このタイプのラミネーターは種類が豊富で、価格も3000~5000円くらいとお手頃です。
使用できるラミネートフィルムの厚みは、100ミクロンと150ミクロンですが、私は100ミクロンを使っています。
最初に購入したラミネートフィルムが100枚入りで、まだまだなくならないから、ということもありますが。
ラミネートすると壁に貼りやすい
紙を壁に貼る場合、両面テープやひっつき虫、画びょうなどを使いますが、紙や壁に少なからずダメージが残ります。
はがしやすいという謳い文句のテープを使っても、年数が経つとはがしにくくなり跡が残ります。
紙の方は破れる可能性もあります。
しかし、紙をラミネートしてから貼っておくと、テープやひっつき虫で貼っても、ラミネートフィルムがつるつるしているおかげで跡が残りにくく、紙に対するダメージはありません(画びょうは使いにくいですが)。
A4サイズよりも小さいサイズの紙でも、A4サイズのラミネートフィルムでラミネートしてしまい、後で周囲の余分なフィルムをカットします。
熱に弱いものはラミネーターではラミネートできない
ラミネーターは、きれいに紙をラミネートできるので便利ですが、熱に弱いもの、たとえばポラロイド写真などは、ラミネーターを使用できません。
その場合は、熱を使わずにラミネートできるタイプ(自分でこすって貼るタイプ)のシートを使ってラミネートしています。
ラミネーターを使い始めると、紙を極力減らそうとしているのに逆行して、なんでもかんでもラミネートしたくなるのが不思議です。
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チェキで撮った写真をスキャンしても綺麗に残せないため、紙のまま綺麗に残したいと思ったのが、ラミネートに興味を持ったきっかけでした。ラミネーターの種類の多さとお手頃な価格に驚いた記憶があります。
▼海老名久美:
フィーリング重視のガジェッターでライターで翻訳者。「シゴトに美味しいスパイスを」中の人。