そう言うと、たいていの場合、驚かれます。
むしろ、どん引きされます。
スキャンしたいものがありすぎて、1台では済まなかったのです。
用途に合わせて買い増していって、気づいたら4種類になっていました。
内訳は、次のとおりです。
- ScanSnap S510
- ScanSnap S1100
- CanoScan LiDE200
- Epson PX-503A(プリンター複合機)
最後のEpsonのプリンターに付属しているスキャナーは、我が家のプリンターの設置場所の問題でカバーを開けられないため、使っていません。
そのため、上記の4種類の内、実際に使っているのは、ScanSnapとCanoScanとなります。
そして、3つのスキャナーの用途は、完全に異なります。
書籍や書類のPDF化に使用する ScanSnap S510
書類も10枚を超えると、1枚ずつスキャンするのは大変すぎるので、S510にザッとまとめて差して一度にスキャンします。
ちなみに、ハードカバーの本をカットするために、大型の裁断機も持っています。
ただ、1冊の書籍を裁断して、スキャンし、ファイルを確認してファイル名を変更するまで、30分以上かかるため、最近では、ごくたまにしか使わなくなりました。
デイリーユースの ScanSnap S1100
iMacとキーボードの間に置いていて、ちょっとした紙はすぐにS1100でスキャンして、廃棄してしまいます。
とてもコンパクトで、机の上に出しておいてもジャマにならないのです。
コンセントを必要とせず、iMacとUSBで接続するだけで使用できるのも便利です。
また、S510と異なり、紙をまっすぐにスキャンできるため、厚紙の名刺やショップカード、免許証や会員証などのカード類もスキャンできるので、重宝しています。
大判の雑誌や写真に使用する CanoScan LiDE200
A4を超えるサイズの新聞や雑誌のスキャンに向いています。また、解像度が高いため、スピード重視のドキュメントスキャナよりも高精細に読み込めるので、写真のデジタル化などに向いています。
雑誌などをスキャナーで読み取ると、モアレと言われる印刷の編み目模様がスキャン画像に出てしまいますが、それをきれいに補正しながら読み取ることができます。
また、写真は、ScanSnapでは、最高画質のモードでも暗部の濃淡がつぶれてしまうのですが、LiDE200では、微妙な色の濃淡まで読み取ってくれます。
スキャナーには、それぞれの得意分野があるので、購入の際には「何をスキャンしたいか」をはっきりさせることが、意外に大切です。
参考製品
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つい先日、仕事スペースの模様替えをしました。一番の目的は、S510をもっと使いやすい場所に置くということでした。
S510は前面に書類が吐き出されるため、スペースが結構必要なのですが、それを空けておいたところ、気づいたらおやつ置き場になっていたのです( ̄ー ̄)
▼海老名久美:
フィーリング重視のガジェッターでライターで翻訳者。「シゴトに美味しいスパイスを」中の人。