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気に入った画像を見つけて集めていく。自分と趣味が合いそうな人をフォローする。使い方は至ってシンプル。
将来住みたい家のインテリアを集めたり、行ってみたい場所の写真を集めたりして、イメージを膨らませることができます。自分だけの写真集を作っているような感覚が楽しくて、始めてすぐにはまりました。
多くの言葉を必要とせず、感覚的に海外の人と趣味でつながれるのが面白いです。あ、この人と話したらきっと仲良くなれそう! と分かるんです。アメリカでのPinterestユーザーは圧倒的に女性が多いそうで、その理由も何となく分かる気がします。
ただ、Pinterestはまだ日本語サービスを提供していないので、とっつきにくい、という方は日本語で説明するガイドサイトもあります。
私もこちらでブロガーをしています。
様々な使い方ができるPinterestですが、これ、図解表現を磨くためのツールとしても使えるんじゃないかと思い始めています。
インフォグラフィックという言葉をご存知でしょうか。
インフォメーションとグラフィックスを掛け合わせた造語で、様々な情報を、グラフやイラストを交えて分かりやすく可視化する手法です。
経済産業省が運営するサイト「ツタグラ」というものまであるので、国としてもその重要性を認識しているようですね。
▼ツタグラ
Pinterestで「infographics」と検索すると、海外のたくさんのインフォグラフィックを見つけることができます。文字と配色のバランスやグラフの使い方など、参考になるものがたくさん。
私もさっそく、インフォグラフィックを片っ端から集めたボード(Pinterestのカテゴリのようなもの)を作りました。
百聞は一見に如かず。Pinterestを使っていない方でも見ることができるので、よかったらご覧ください。
http://pinterest.com/ikedachie/infographics/
英語が苦手な方でも(私も得意じゃないです)感覚で何を言おうとしているかがパッと分かるから、とても勉強になります。
以前、インテリア会社の社長とお話する機会があり、センスを磨く方法を教わりました。とにかく良いもの、かっこいいものを見続け、それを真似することだそうです。
センスを磨くにはセンスがいいデザインを見るのがいちばん。これはインテリアだけでなく、図解も一緒です。日々触れ続け、いいな、と思ったものを真似するためにも、Pinterestはとても役立つと思います。
ただ一点注意してほしいことがあります。パッとみて分かりやすい、かっこいいからといって、かならずしも正確なデータかというと、そうではない場合もあるということです。
ここ数日集中してインフォグラフィックを見続け、デザインのかっこよさとグラフの正確さのバランスは難しいなーと感じました。
ここは棒グラフのほうが分かりやすいのに! というところに、棒グラフが二度続くとデザイン的に格好悪いからか(?)円グラフを使っていたりするものもありました。
そもそもインフォグラフィックは、正しい情報を分かりやすく表現するためのもの。
でも、いつのまにかデザインが目的になってしまうとグラフも歪曲されてしまう危険性もあるなーと感じました。
デザインのかっこよさに惑わされずに、ちゃんとグラフを読む目も今後必要になってきそうですね。
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2月21日夜、仙台でチャリティー講演します!
今自分の中で熱いテーマである「セルフチューニング」(自分で自分の心を良い状態にもっていく手法を表した造語)について、図を使って話をしようかなーと思っています。講演後はゴクゴク飲み会も企画してもらっているようで、楽しみです!
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▼池田千恵:
前向き早起きエバンジェリスト。朝を有効活用してビジネスの基礎体力をつける「Before 9(ビフォア・ナイン) プロジェクト」主宰。