最近、ちょっとずつ「週次レビュー」てのがとても大事なことだと身にしみてわかってきました。
一週間に一回、ちょっと長い時間(2時間とか)をとって、アタマの中の気になること、やらなきゃいかんことなんかをきっちり洗い出して、アタマの中のごちゃごちゃをちゃんと整理しておこう、っていうやつです。
でもこういうのって、今やらなくても直ちに何か問題が起こるわけでもないので、当たり前のように面倒になって後回しにしてしまいます。
ちゃんと毎週時間を取って、こういうことをやった方がいいとわかっていても、それでもつい後回しになってしまうのです。
ヒマな週末はいいんだけど用事があるとツライ
週末に特になにもやることが無ければ、なんとか時間を取ることは出来るようになってきました。
しかし、特に最近、なんだか週末はイベント尽くし(主に飲み会)だったりもして、そうなったりすると「週次レビュー」とかマジメにやる時間を確保するのがちょー難しいです。
特に、片道1時間を超えるような「ちょっと遠い場所」に出かけたりなんかすると、なんだかんだ1日がかりのイベントになってしまい、気分的にも「ゆっくり週次レビュー」とか出来なさそうな感じになってしまいます。
移動時間でひたすら「レビュー」する
でも、よく考えてみたら「週次レビュー」てのは、ゆっくりじっくりやらなければいかんとかってわけでも無いんじゃ無いかと思えてきたのです。
もちろん、可能ならばゆっくりじっくり、きちんとマジメに考えごとをした方が効果は高いのでしょうが、やらないことに比べたら、その場しのぎだろうがなんだろうがやった方が効果はあるはず。
そうやって考えてみると、逆に片道1時間とかの道のりは「週次レビュー」をやるのにこの上なく都合が良い時間に思えてきたのです。
電車に乗ってる時間てのは、ある意味ちょー暇な時間。
「暇つぶし」にTwitterをやったりとか、RSS見たりとかそんなことをやっていましたが、時間が長ければ長いほどだんだんやることは無くなってきます。
これが「週次レビュー」しかやらないぜ、ってルールにしてやると、時間が長ければ長いほどじっくり出来て好都合。いくらでも長時間移動してやるぜ、って気分になってきました。
iPhoneだけでも出来ないことはない
長時間の移動になると、新幹線なんかを使ったりで比較的「座ってパソコンを広げる」ってのがやりやすいのも便利です。
ただ、座れなくても、立った状態でiPhone一台で週次レビューも、不可能ではありません。
もちろんパソコンの方が効率は良いのですが、「やらないよりやった方がいいに決まってる」週次レビュー。
どんな環境だろうが、とりあえずちょっとやっておくようにする。これだけで、次の一週間はかなり快適に過ごせるようになるのでは無いかと思います。
▼今週の一冊:
シゴタノ!の中の人の一人、倉下忠憲氏が書いた本。
「手帳術」ていう名前が付いていますが、個人的な印象は「セルフマネジメント術」でした。
よく考えてみれば、手帳とセルフマネジメントは割と密接に関わっていそうな分野なので、それも当然なのかもしれません。
私自身がこの手の「己を律する」みたいなのがすんごく苦手で、特に1~3章あたりの「計画」とか「レビュー」とか、そういうのをどうやったらいいのか、みたいな話はもの凄く参考になりました。
今までの「手帳」とは全然違う「手帳」の話で、いい意味で期待を裏切られた一冊です。なんか「手帳」て名前で損してる気がしたのはないしょです。
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ちなみにGTDの道具、週次レビューの道具はOmniFocusってやつを使ってます。
ブラウザベースのツールではないので、移動中なんかに電波が無くても問題なく操作可能で、これまた移動中週次レビューに一役買ってくれているのでは無いかと思います。
販売元: The Omni Group – The Omni Group(サイズ: 15.8 MB)
カテゴリ: 仕事効率化, ビジネス
販売元: The Omni Group – The Omni Group(サイズ: 14.6 MB)
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▼五藤隆介:
デジタル&シンプルライフLove。デジタルを最大限活用して「めんどくさくない」シンプルな生活を目指す。goryugo.comの中の人。