今回佐々木はファシリテーターです。
ブログ「Hacks for Creative Life!」や東京ライフハック研究会でおなじみの北真也さんと、ブログ「ZONOSTYLE」主宰の倉園佳三さんのおふたかたにとことんお話を聞かせていただこうと思っています。
聞きたいことというのは
・クラウド時代におけるアナログノートの使いこなし方
・iPadで仕事を進める方法
つきつめればこの二点です。
Evernoteが使えないなかでのほぼ日手帳
北さんは現役会社員です。今回のセミナーを企画した理由の1つが、北さんの「ノート術」を聞けるところ。
私自身は、サラリーマンなどをやらせたら全然「使い物にならない人間」の1人です。ミスは多いし方向音痴だしすぐものをなくします。
北さんは大手メーカーにおつとめで当然のように残業だらけ。その上東京ライフハック研究会まで主催されています。私ならそれだけでとても耐えられません。どうやったらこういう本を書くことができるのか。とても不思議です。
EVERNOTE 情報整理術 (デジタル仕事術) | |
北 真也
技術評論社 2011-02-09 |
しかもおつとめの会社で野放図にEvernoteを使ったりすることは不可能なのだそうです。私などにはわけのわからない話ですが、そこで北さんはほぼ日カズンをお使いになっているとのこと。
推測ですが、北さんはきっと会社でも執筆する本のアイデアなどを書き留められていることでしょう。もちろん会社では会社の記録もあるでしょう。こういうものを整然とさせておくためのEvernoteは会社の外でしか使えない。気が遠くなりそうな状況ですが、これをどうやってリアルに乗り切っていらっしゃるのか。
その方法はぜひとも聞き出しておきたいところです。私自身は会社勤めをしていませんし、野放図にEvernoteを使っていいわけですが、北さんのお話次第ではもっと思考を無駄なく活用できるかもしれません。
iPad使ってますか?
スタイリッシュなノートパッドといえば、iPadです。先日iPad2が発売になりました。
大人のためのiPadの使い方といってみたり、自炊本を読む方法が解説されてみたりしていますが、残念ながら今のところiPadをこんなふうに使う人がいて悔しい、というほどのユースケースはお目にかかっていません。私には少なくとも地図が使えて、妻がネットショッピングで何も質問してこなくなっただけでも十分すぎるほどではありますが。
しかしいつも気になっている使い方をなさっている方はいます。ブログ「ZONOSTYLE」主宰の倉園佳三さんです。
私は毎日このブログを拝見していて、更新されていない日があるとがっかりしてしまいます。このブログしか読まない日もあります。
私はたぶん、手描きでメモをデジタルに残したいのです。でも優れているとは思いますがFastFingaに代表されるiPhoneアプリにはまったく興味がないのです。
倉園さんはどんどん新しいスタイラスを紹介されますが、実は私はこの種のものに手を出すのにものすごく臆病で、記事を全部読んではいますが買ったのはたった1本です。
スタイラスが手に馴染むというだけでは、おそらく手描きデジタルノートを使うのに十分ではないのです。もちろん絵心があるとかないとか(私はまったくありません。絵を描くのは苦手な上に嫌いでもあります)いう問題の他、文字認識をどのくらいさせられるか、図表などを扱うかといった問題とも深く関係しているのです。
こういう話を聞くとなると、真っ先に思い浮かぶのは倉園さんです。
アナログとデジタルとノートパッド
「遊び」に正解はありません。私のようなものからしてみれば、アナログノートを使うのも、iPadの手描きアプリを使うのも、仕事に必須のことではありません。それらに手を出すのはある意味「遊び」であり、趣味です。
北さんと倉園さんはそれぞれ立場も違うし、やらなければならないことも、やり方も異なります。お二方ともクラウド、デジタル、Evernoteにお詳しい方ですが、かたや職場の制限からアナログノートで仕事をせざるを得ず、かたやデジタルに手描きのノートを残す嗜好をお持ちです。
私からすると両者は似たようなことをやっていながら対極にいらっしゃいます。このお二方のお話の中には、両者の間にある何かを求めているものが、絶対に見つかるはずだと思うのです。
・絶対に必要というわけではないが、iPadをもっと使いこなしたい(iPad2も買ったことだし!)
・A5サイズ以上の「高級ノートパッド」にはいい知れない憧憬を感じてしまう
・ものすごく使いたいのに職場にEvernoteを持ち込めない
以上の方のために用意したセミナーです。ぜひご一緒にあれこれ追求していけたらと思います。
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※セミナーは終了いたしました。同セミナーを収録したDVDを販売しております。